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受付時間 | 9:00~20:00 |
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アクセス | 西国分市駅から徒歩4分 |
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膝関節痛に関する情報を上げてみなさんのお悩みを少しでも解決できればと思います。
脳卒中やパーキンソン病などの方を診てくる中で
もっとも多くあったのが腰痛です。
またコロナ禍によって世界が変わりネットが支流になって
在宅ワークをされて腰痛を起こす方も増えています。
このような方はどのようにすればいいのかお悩みになりながら、
自分なりに工夫して実施するかと思います。
しかしそれが痛みを助長させてしまう恐れがあります。
そのため腰痛に対して絶対やってはいけないこと5選を説明していきます。
一つ目は腹筋、背筋です。
これはいまだに誤解があるようで実際されている方が
多いのではないでしょうか?
腹筋については猫背になっていたり、
また椎間板ヘルニアなどあれば椎間板に負担を起こします。
かえって腰痛を悪化させてしまいます。
背筋運動も腰椎分離すべり症などがあると
反り腰が強くなり悪化させてしまいます。
これも悪化させる要因になります
2番目は負荷をかけたトレーニング、
腹筋に重りを乗せる、
転がして腹筋を行うローラーなど、
肘縦でそらせた状態など負荷が強い状態も気をつけてください
3番目は限界まで追い込むな。
これは体幹前面筋である腹直筋はよく働くのに対して、
斜めに走行している腹斜筋軍は弱い傾向になります。
そのため腹斜筋のトレーニングで身体を斜めに曲げていく
トレーニングを追い込んでいくといつの間にか
腹直筋優位なトレーニングになってしまいます。
腹直筋を鍛えていても手で内転運動になってしまうと
大胸筋強化していきます。
違う代償になりやすくなってしまうので気をつけてください
4番目は、毎日運動は行わない。
これは毎日運動すると疲労や乳酸も溜まってしまいます。
また筋力強化については超回復と言う言葉があり、
筋力トレーニングをしたあと
週3回で一日おきぐらいに筋トレを行ったら休めると
筋力がついていくこれを超回復といいます。
トレーニングをやったらバランスよく鍛えることが大事になります。
5番目は毎日同じ運動するということはやめてください。
腹筋なら腹筋だけ続けて練習するのではなくバランスよく鍛えてください。
そのため今日は筋トレをしたら明日はストレッチにするなど行ってください。
バラエティにバランスよく運動をすることが大事になります。
今日は腰痛自宅でやってはいけいないことをお伝えしました。
なにかご不明な点があれば気軽にコメントください。
最近来られている方で長坐位が
とれない方がいることがあります。
その状態になっていると
スポーツをするのに怪我をしやすかったり
またいずれひざ痛または腰痛を引き起こすことがあります。
なんで長坐位がひざ痛を引き起こすのかについて説明します。
それは背中の筋肉である脊柱起立筋やハムストリングスだったり、
腓腹筋が硬くなっているからです。
後方にある筋肉が硬くなってしまうと
生活上は問題ないかもしれませんが
なにかスポーツをされた際に
カラダがうまく衝撃吸収をのがせず痛みを引き起こす可能性があります。
またデスクワークをしていても肩こりの原因につながるおそれがあります。
ではどのようにして対応しればいいかというと
一つは椅子に座った状態で身体を横に伸ばす運動
2つ目は同じ状態で身体を捻る運動
3つ目は身体を前に倒す運動です。
4つ目はアキレス腱のストレッチです。
最後はゆっくり長坐位をとっていってください。
徐々に上半身がゆるみ、さらに下半身がゆるんでくると
出来るようになるはずです。
もしあなたがひざや腰の痛みで苦しんでいて
長坐位がとれないのであれば
上記の内容を実施してみてください。
先日当院に来られた30代の男性の方より
ご質問を受けました。
それはひざの軟骨がすり減っていることに
対してどのように治療するのかという内容でした
正直組織に変性つまり軟骨のすり減りが出来たら治せるのか
これは正直難しいと思います。
以前であれば不可能ですと話ししたと思います。
しかし以前にも動画をあげたと思いますが
ひざ軟骨は運動によって
再生するということがわかっています。
しかし可能と言ってもそんなに単純にはいかないと思っています。
ではどのようにしていくのかについてです。
まずは関節にかかる負担を取り除くことが必要になります。
そもそもなぜ変形性膝関節症になると思いますか?
加齢、体重増加、運動不足など
どれも正解です。
しかし根本的に考えないといけないのは、
カラダが変化に適応できなくなっていると私は思っています。
これはどういうことかというと
背骨、足などには衝撃吸収作用があります。
しかしそれがしっかり機能出来なくなっていることが問題だと思っています。
解剖学、運動学の教科書をみると
背骨の機能については衝撃吸収と書いてあります。
また足の土踏まずにもついてもどのようのことが書かれています。
つまり関節には衝撃を吸収させる作用があるのです。
子どもは少し転んで泣いてしまいますが
そのあとはまた歩き始めます。
しかし高齢になると背骨や大腿骨を骨折して
入院になってしまいます。
つまりカラダがうまく襲撃を逃せないのが問題です。
確かに子供と大人では構造的に変化は起きてしまいます。
しかし当院に来られている方たちで
ひざには問題ないのに
ひざが痛いと言っている方々には
背骨や股関節、足からの重要性について説明し
施術させていただきます。
すると薬や注射で痛みがとれなかった方が
痛みが軽減することを経験しています。
つまりその中で痛みをとりながら
ひざに問題を起こしている組織損傷を軽減させ
さらにひざ自体の組織への負担を軽くしていくことが大事と思っています。
以前お伝えしたひざのぶらぶら体操などは根拠があるかもしれませんが
襲撃吸収作用を減らすことの方が
効果的と考えます。
整形外科に行って
ヒアルロン酸注射や湿布をもらいに行くより
少しの時間で出来る簡単な体操を実施してみてください。
本日やるのはいつもと違うやり方をお伝えします。
一つ目は横向きになって手を後ろに挙げて胸郭を開く運動です。
これはひざを曲げて横向きになり
両手は前に出しておきます。
次に上になっている手を肘を伸ばした状態で天井から
反対側に伸ばして
背骨を捻ります。
このとき手の動きを目で追うのがポイントになります。
また胸の筋肉が伸びているのも意識してください。
これも左右実施してください
二つ目は足を交差させてつぶす運動です。
これは足先をそらせた状態で
交差させてつぶす運動です。
ボールがなくても出来るので実施してみてください。
三つ目はアキレス腱を伸ばす要領で股関節前面のストレッチです。
これはアキレス腱を伸ばす要領ですが、
伸ばしている側の手を反対方向に伸ばします。
そうするとアキレス腱も伸びますが、
股関節前面も伸ばすことが出来ます。
これは簡単にどこでも出来るような運動をご紹介しました。
実施して不明な点があればご連絡ください。
よければ実施してみてください。
本日は自転車がひざを悪くするというテーマでお送ります。
この動画をみることで自転車に乗ってひざ痛を起こした方が
どのようにしたらひざ痛を改善せるのかについて
ご理解することができます。
当院に来られている方で自転車を乗ったことから
ひざ痛を起こした女性が二人いました
本当に自転車が原因だったのか?
それともほかに原因なかったのか考える必要があります。
以前担当であった方で
枕をオーダーメイドに変えてからぎっくり腰症状を起こした方がいました。
オーだ―メイドのまくらに対する個人的な印象ですが
私はものに身体を合わせるのではなく
カラダが環境に合わなくなっている状態を見直すべきと考えています。
いままで多くの脳卒中の方をみてきましたが、
半身まひになると肩を悪くする方がいました。
そこにクッションなどをいれて環境調整が必要です。
しかし人はものとは違い
同一姿勢を続けていくことはできません。
そのため環境に身体を合わせられるようにしないといけないと考えさせられました。
これは自転車も同じです。
カラダが襲撃吸収を悪くなった結果起きている可能性があります。
考えられることは
まずは脊柱の可動性が大事になります。
それはいつもいっているように捻転運動です。
次は股関節の可動性です。
背骨の可動性が悪く、
股関節を曲げることが出来ないと
ひざを悪くする可能性があるからです。
この二つを踏まえて
次は自転車のサドルの設定やどのようなものを選ぶかです。
サドルの高さについては基準などあるようで
ママチャリだと両足がつくぐらいなどとあります。
スポーツタイプだとペダルが水平で足全体がつくなどあるようです。
しかしこれもひとによって設定がまちまちのようです。
私が思うのは、まず片側のつま先がつく状態で
腰があまり深く曲がらないようにして
さらに股関節曲げる角度が軽くなるように高めに設定することです。
台が低いと、股関節の曲げの角度が強くなり、
またこぐ際に足が開きやすくなります。
注意するのはあまり高くしすぎて転ばないようにしてください。
また女性と男性では骨盤の形態が異なり、
男性に比べて骨盤は大きくなります。
そのためサドルのタイプもいろいろ探せばあるとおもいますが
サドルを上から見た時に幅が広いものを選ぶことをお勧めします。
このように対応すると
いまのひざの痛みが軽減する可能性があります。
身体の柔軟性とさらに環境面を工夫することもひざ痛改善に役立ちます。
ぜひ試してみてください。
本日はひざ痛を改善させる最強の飲料水という
テーマでお送ります。
ちなみに最強の飲料水とは
なにかというと水です。
人の構成は60%が水分で出来ています。
またひざの軟骨や背骨のなどの襲撃吸収に担う椎間版についても
水分で出来ています。
しかし特にこのような気温が下がってくると
ついつい水分をとらないようになっている方が多いです。
箱根駅伝などみていると脱水で倒れてしまうような方がいるかと思いますが
そこまでではなくても脱水を起こしている方が多いです。
当院ですと、施術中に足をつりやすい方がその典型です。
私はその場合即座に水分補給をしてもらいます。
また施術をしていてもとれない痛みなどがある場合についても
水分を補給をしてもらいます。
そうするとなかなか取れなかった痛みがとれることもあります。
関節痛と脱水は関係あることはわかっています。
気をつけて水分補給を行ってください。
ではどれくらい飲めばいいのか疑問になりますよね
これは年齢や性別、体格、活動量でも違いがでることがわかっています。
簡単な目やすいで言えば2.5キロの水分補給をした方がいいと言われています。
簡単に水分補給ができないとお悩みになる方や
高齢でトイレが近くなって飲みたくないという方もいるかと思います。
まずは朝、昼、夕の食事に200mLの水分をとるようにして
その間10時、3時 8時などさらにとることをお勧めします。
そうすると1200mlは水分補給が可能です。
また極力コーヒーやカフェイン類は控えた方がいいともいわれています。
特に軽く喉がかわいたとおもった瞬間から脱水が始まるともいわれています。
あとトイレに行き尿の濃さも脱水をみる指標になるので参考にしてください。
ただ注意することは水中毒です。
これは過度に水分補給をすることで低ナトリウム血症を引き起こし
死亡されたケースもあるようです。
飲みすぎには十分気をつけてください。
本日はひざ痛を治す最強の飲料水というテーマでお送りしました。
こんな些細な事でももしかしたらあなたのひざ痛が治るかもしれません。
高価なサプリメントを飲むより効果的と思います。
ひざの痛みの原因は○○神経が影響しているということで説明していきます。
この症状は誰でも一度は聞いたことがある名前です。
それは坐骨神経痛です。
この坐骨神経痛はお尻から足にかけて起こる痛みやしびれです。
坐骨神経は腰からでている神経で
ボールペンぐらいの大きさの神経と言われています。
これがなんらかの影響を受けて
痛みやしびれを引き起こし
苦慮されている方が多いです。
坐骨神経を起こす原因はさまざまですが、
主に腰部疾患が関係しています。
この腰部疾患で代表的なのが
腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアです。
腰部脊柱管狭窄症は加齢によって脊柱管が狭くなり、
それによって神経が圧迫して症状を引き起こします。
それに対して腰椎椎間ヘルニアは重労働や繰り返しの多いスポーツを行い
20代から40代に多く、
曲げる動作を頻回に行うことで椎間板が後方に逸脱して
それが神経を圧迫させます。
最近では画像所見と痛みとは一致しないとの専門家の意見がでています。
私も現場で多く診てきましたが
私の場合、介入してどのような変化が出たかで判断しています
それは手で介入し
痛みが減少するかです。
また画像所見で現れていて
痛みが改善する方は
軽症の方かもしれませんが
実はそれは筋肉などが影響しているだけなのかもしれません
つまり手術を選択しなくても痛みの改善が図れる可能性があります。
そのため3か月以上つづく坐骨神経痛があっても
あきらめない方がいいと思います。
以前にも大学病院で手術を勧められた方が
リハビリ介入を行い手術なくても痛みの改善したからです。
では坐骨神経痛に対して
私が勧める運動について紹介します。
一緒に運動動画をみながら運動を実施してください。
まずは腰を捻る運動を行いましょう!
左右5回ずつ痛みが出ない範囲から徐々に実施してください。
これは硬くなっている筋肉を伸ばしていくことで可動域の拡大が起こります。
次は腰の下に丸めたバスタオルを入れて
前後に動かします。
これは腰椎の前弯と後弯を促す動きになります。
これはゆっくりほぐすようなつもり10回実施してください。
最後はお尻周辺のストレッチです。
寝た状態でひざを曲げて反対側に倒します。
これはその状態で10秒保持します。
左右10回程度実施してください。
これらについては症状が増悪する場合には即中止してコメントなどいただけると
うれしいです。
では本日はひざ裏の痛みを引き起こす坐骨神経痛の対処法について
ご説明しました。
ひざ痛が起きて病院に行き、
医師より変形性膝関節症ですねと診断を受けます。
そんなときにこのような症状の方は特に
注意してというテーマでお送りします。
先日当院に来た方で
立ち仕事をしていたら
ひざを痛めてしまい、
そこからひざ痛が悪化し、
さらに道路で足が動かなくなり
転倒したという経緯がありました。
整形外科クリニックへ行っても湿布と痛み止めの処方のみで経過し、
整骨院にも行きましたが背骨のゆがみを治すと言って
特に大きい変化なく経過しています。
ただこの方の特徴としては
痛みに対して過敏になっており、
施術中もなかなかリラックスすることが出来ず
痛みも減少していいても身体をこわばらせていました。
現場経験のなかでこのような方は施術をしても
家に帰る途中で痛みを再発しやすい傾向があります。
そのためこのような方を担当するときには
早期に痛みをとって痛みの感覚を無くさないと難しいことを経験してきました。
いくら初期であっても恐怖心は身体に染み付きます。
変形性膝関節症は進行性疾患と言われています。
レントゲンをとると隙間、関節の棘(とげ)が指摘されます。
しかし棘はあっても痛みはとれます。
ただ関節の隙間が狭くなってくると、軟骨、半月板に負担がかかり
変性は進みやすくなります。
ではこのような方に対してはどのようにするかは
まずは痛みをとることが大事です。
来所時から身体がこわばっていて
さらにひざの後面に痛みがありました。
その方は数年前に反対のアキレス腱を断裂して保存治療をしていました。
これを契機にして反対への負担を強くしたことがひざの痛みが引き起こしています。
そのため最初にお伝えしたのが
寝た状態で身体を左右に捻る運動です。
しっかり伸びる感じを意識しながら実施すると効果的です。
10秒程度実施し左右5回ずつ実施してください。
次はひざを曲げて反対側へ倒して腰部からおしりをストレッチする体操です。
10秒程度実施し左右5回ずつ実施してください。
最後は雑誌の上につま先をのせて
身体を前方に倒すとアキレス腱が伸びます。
またおまけですが、
息をゆっくり吐くように実施してください。
この呼吸運動で身体がリラックスできます。
動画をみながら行うと効果的です。
ひざ痛の方で当院に来られる方がいます。
正座が出来るようになるためには
まずは痛みをとることが肝心になります。
しかし痛みについては人によって
伏在神経の痛みや鵞足炎による痛みなど
人によって様々です。
そのため一からすべてを説明していくと
混乱されてしまうため
まずは運動で痛みをとることを行い
痛みがとれてきてどのようにして運動を行うかが大切になります。
それについてはご理解してください。
現在当院に来られている方でひざの関節拘縮
(ひざが硬くなって動かなくなる)がある方が一名います。
この方は90代後半の女性で曲がらなくなり10年以上経過しています。
なかには本当に難しい方もいるのでご理解して下さい。
そのため3年ぐらい前から曲がらない方は
曲げられようになる可能性があります。
正座ができるためには足の踵をお尻が付くことが条件になります。
つまり可動域があるということです。
曲げられないのに無理に正座は悪化を引き起こします。
気をつけてください。
3つ目は曲げていくときにどこに抵抗感があるかです。
例えばひざを曲げていくときに、膝の前側に抵抗感がある方はいいのですが
後方で痛みやつまり感を感じるときは注意してください。
無理にストレッチは悪化につながります。
では対応方法についてご説明します。
準備するのはタオルとテニスボールを準備してください。
一つ目はひざを伸ばして座り、
足の裏にタオルをひっかけて身体を少し前に倒します。
そうすると足の後面全体が伸びるのを感じると思います。
ゆっくり伸ばしながらストレッチしてください。
少し伸びてきたらひざの裏にボールを入れて
同じように伸ばしてください。
ひざの裏にある筋肉や組織がマッサージされます。
次は寝た状態で片側のひざを曲げて
そこにテニスボールをはさんでください。
特にひざを曲げてひざ裏が痛い方はこれを実施してください。
これはひざの遊びをつくるためのものです。
マッサージではないので強く行わず
少しそこで20秒ほどストレッチをしてください。
それが終わったらひざを曲げてストレッチしてください。
ひざ前面が伸びていればOKです。
またこのときひざお皿の上にツッパリ感があれば
ひざを伸ばした状態でひざのお皿の上を
マッサージしてください。
これはひざの曲げの原因になる膝蓋上嚢と言う組織が癒着するからです。
これらを実施していくとひざの可動域が増して
正座出来ると思います。
またいきなり正座するのが怖い方もいます。
そのときは座布団をひざの下に入れて徐々に伸ばしたり
また市販で販売されている正座が楽になる道具を購入するのもお勧めです。
動画でも説明しています。
わからない点があれば気軽にご連絡ください。
本日は変形性膝関節症と診断を受けたら
日常生活で注意することについてご説明します。
一つ目は片手に重いものを持たないということです。
これは普通に歩いていると
ひざには体重の3倍の負荷がかかると言われています。
それが重いものをもつとさらに負荷がふえるということです。
そのため極力片側に持つのではなく
リュックサックなどで均等にかかるようにして対応することが大事になります。
また最近だとキャリーバックがお勧めです。
二つ目は過激な運動は注意してください。
痛みが起こり運動で治そうと思う気持ちはわかりますが、
ひざに炎症があるときは
強い負荷によって炎症が悪化する恐れがあります。
ますはひざ以外でストレッチから開始するのがお勧めです。
三つ目は見た目を気にしないで痛みが強い時は杖を使いましょう。
これはT字杖を使うとひざへの負担が30%軽減することができます。
炎症が強い時は負担を減らすことが
変形の進行予防につながります。
4つ目は太らないということです。
さきほど話したように歩くだけでひざには体重の3倍の力がかかるため
太るとさらに負担が強くなります。
国際関節症学会でも運動と減量はもっとも高く推奨しています。
しかし無理な減量(絶食)は
かえって筋量を減らして基礎代謝量を減らし
体重が減らない身体作ってしまいす。
十分気を付けてください。
五つ目は過度な安静にはやめてください。
痛みが強い時は、
安静も必要ですが、
安静ばかりすると体力低下につながり
痛みの減少を抑えられず
結局動けない状態に陥ります。
ひざ痛が起こらない範囲で運動を行いましょう。
六つ目はサプリメントに頼らないようにしましょう。
サプリメントによって
ひざの軟骨再生することについては
現状効果はないとはっきり研究報告が上がっています。
無駄にお金を使うことより
専門のところで運動を行うことの方が大事と思います。
七つ目は脱水に注意してください。
脱水と関節痛は関係があります。
箱根駅伝のようなマラソンで倒れる脱水とは違います。
そのため夏場であるこの時期はこまめにとることをお勧めします。
八つ目は階段を使う際、手すりを使いましょう。
これは杖で話した理屈と同じで
ひざへの負担を減らすことが出来ます。
また杖と併用することでさらに負担を減らすことも可能です。
九つ目は足を冷やしすぎないように注意してください。
炎症が強い時は冷やすことも大事ですが
組織を回復させるためには血流をよくする目的で温めてください。
そのためサポーターなども使うといいです。
最後は床からの生活スタイルを、
椅子を使った様式に返ると
ひざへの負担が減って、
痛み増悪を防ぐことが出来ます。
これらの10選を日々の生活で気をつけてください。
本日はまったく関係のない猫背が
ひざ痛を悪化させることについてお話します。
猫背は遺伝や加齢による影響で起こりますが
これが長期化するとひざ痛を引き起こす要因になります。
まずは少しご自身で猫背になってみてください。
そのとき意識を上からひざに注意してみてください。
すると軽くひざが曲がっていることに気づきませんか?
これは猫背になることで上半身の重心が後方にいき
そのバランスをとるために
ひざが軽く曲がってしまうのです。
ひざが曲がることによる影響はご存じですか?
常にひざが曲がった状態であると
大腿とひざのお皿の間に摩擦が起こり
変形を起こします。
これは変形性膝関節症のなかにある膝蓋大腿関節症といいます。
また正面からみた際、
O脚になります。
このためO脚変形が進み
ひざの内側の軟骨に負担が起こります。
そのため猫背は早急に改善させる必要があります。
方法は3つです。
一つは寝た状態で背中に丸めたバスタオルを入れて
手を上にあげて呼吸をします。
このとき胸郭のひろがりを感じながらおこなってください。
回数は10回程度です。
これはふだん猫背で身体が丸くなって硬くなっているのを伸ばすために行います。
二つ目は背中にある肩甲骨を中央に引き寄せる運動です。
肩はすくませず、下方にさげて
肩甲骨を近づけてください。
近づけたら5秒保持します。
これは猫背を修正する効果的な方法です。
最後は、頭部後方に手をおいて
あごを引いた状態で頭部を後方に下げます。
これは左右の手を交互に頭の後ろにおいて
抵抗をかけます。
これも無理せず5秒程度保持します。
これは頭部を支える筋を鍛える運動になります。
2つ目と3つ目の運動は暇なときいつでもできる運動なので
実施してみてください。
ではなにかご不明な点があれば気軽にご質問ください。
本日は実は最近多いと痛みとして
注目を集めているひざ痛についてご紹介します。
この痛みについては以前より問題になっており
最近ひざ痛の本でもトピックスに
上がってくるほど有名になっています。
しかし当院に来られる方の30代から50代前半の方の痛みの原因としてはこれが多く、
さらに整形外科に通院しているのに医師より説明が
聞いていないと言う方が半数以上います。
ではひざの痛みで30代から50代前半に多く、
さらに必ずついてくるのが膝蓋下脂肪体の痛みです。
膝蓋下脂肪体の痛みについては、
1998年に整形外科医師が自分のひざに麻酔なしに穴をあけて
そこから痛みの部位を確認した有名な研究があります。
このとき、もっとも痛みが出たのはこの膝蓋下脂肪体の痛みでした。
また普段感じている軟骨や骨などの痛みはすくなかったということもわかっています。
この脂肪体は本来太っているから存在するのはなく、
そもそもひざの緩衝作用として存在しています。
これがなんらかのストレスによって硬くなると、
痛みを感知しやすい条件になってしまうのです。
この組織の痛みの評価としては、
ひざを伸ばした状態でお皿の下あたりを強く押すと激痛が走るのが特徴です。
そのため先輩の理学療法士からは
この組織はマッサージして柔らかくすることが
痛みの改善につながると聞いてきました。
しかし、ほかに痛みの改善につながるとことがあります。
それは身体の柔軟性を回復させることです。
当院では介入時、ひざの痛み具合などを評価する以外は、
あまりひざを触らないのが特徴です。
なぜかというとひざ以外の部位が問題になっているからです。
そのため最初は脊柱や股関節、足の問題をみて
次に痛みの程度を図ると介入時にあった脂肪組織の痛みが
軽減することを見ているからです。
つまり単純にマッサージだけでは効果がないということなんです。
よく考えればわかることですが、
膝蓋下脂肪体はそもそも痛みを発していないかたのが
なんらかの原因によって痛みを引き起こしているんです。
それを考えなければ痛みの改善は効果ないということです。
痛みを引き起こす要因としては、
ひざの痛みで腫れて水がたまることも要因になりますが、
身体のバランスが悪くなっているのも影響します。
さきほどお伝えしたように、
背骨や股関節、足を動かして痛みが軽減するのは
身体のバランスが影響しているからです。
では脂肪体の痛みに対して効果的な対策についてご説明します。
一つ目は、上半身の柔軟性です。これは寝た状態で手を組んで身体を反対に捻ります。
その際上半身が伸びていることを意識して10秒程度ストレッチしてください。
なかなかやっている感が難しい動作ですが、とても大事な運動です。
次に足をあげて、そこから膝も曲げて反対に倒します。左右10回程度
そこで腰部から臀部にかけて伸ばします。
足を伸ばした状態で足首の上下運動を実施します。
上にそらした時にふくらはぎが伸びているのを確認してください。
下に下げるときはゆるめるつもりで結構です。
これを20回程度
最後は膝蓋下脂肪体のマッサージです。
これは姿勢の保持が大事になります。
環境としてなにかに壁などに寄りかかって行うことが大事です。
ひざ周辺に力が入っていると脂肪組織は
筋が働いていることでうまく動かすことができません。
そのためひざを伸ばしてリラックスした状態で実施してください。
脂肪組織を左右から動かすようにしてマッサージします。
この内容についてご質問があればご連絡ください。
今日は山登りがしたいがひざが痛くって
行くことを躊躇してしまう方が
どのようにしたらいけるのかについて
ご説明します。
当院に来られる方のなかに山登りやハイキングに行きたいが
最近ひざの痛みがあって
なんとかしたいと思って来られる方がいます。
ひざ痛にもいろいろあり、
熱感や腫れなど伴っている方もいれば
軽度の熱感はあるが腫れていないが3か月間つづくひざの痛みなどです。
まずは最初にいいますが、
山登りはひざの負担が強い動作です。
特に下山が大変なはずです。
通常歩いているときには3から4倍の負荷がひざにかかると言われています。
さらに階段昇降では膝への負担が7から8倍と言われています。
つまり50キロの人では階段昇降において350キロから
400キロの負荷がひざにかかっているということです。
特に最初に言った、
腫れや熱感がある際には
炎症が起きている状態です。
そんなときは無理せず登山を見送ってください。
しかし後者で話した軽い熱感があるが腫れておらず
3か月つづく痛みの時には、
ストレッチや軽い運動をすると
痛みの改善につながります。
つまり見極めはこのあたりです。
ではどのように対応するのかについてご説明します。
まずは簡単なストレッチを実施して痛みの軽減を図ります。
方法は3つです
一つ目は四股踏みになります。
四股踏みで股関節の柔軟性を促してください。
これは行うことでひざへの負担を軽減させることができます。
次に足首の柔軟性です。
これはアキレス腱のストレッチです。
ただ単に足首だけでなく体幹も捻るように行うと
体幹と足首の柔軟性に同時にストレッチすることができます。
反動をつけずゆっくりながく伸ばしてください
足首の硬さがあるとひざへの負担が起こります。
当院に来られている方で
山登りがしたいと言った方の中に足首の硬さが多いのはそのせいです。
最後は立った状態でのボールつぶしを行ってください。
これはひざの大腿四頭筋の筋力強化と股関節内転筋を同時に鍛える方法になります。
方法は立ってボールを入れてつぶすだけです。
これらを念入りに実施してみてください。
実際に登山するにも多少筋力強化やストレッチなど準備運動が必ず大事になります。
まして痛みが出ている方は要注意です。
整形外科に行けば治ると思っている方もいますが
実際は湿布と電気治療、マッサージがメインになっています。
まずは痛みをとって
ひざのケアをすることが大事になります。
そのためには簡単にできるひざ痛への運動が必要です。
また登山後に熱をもつことがある可能性があります。
その際はビニールを氷を入れるか、
保冷剤を使って直接ひざを冷やすようにすることが大事になります。
これは20分程度が目安になります。
凍傷に十分注意してください。
今回はデスクワークをされる方がひざ痛を
どのように改善させるかについてご説明します。
ここではデスクワーク中の腰痛が軽減し、
さらにひざ痛も改善させる可能性があります。
先日当院に来られた50代女性よりで椅子に座って
できる体操を教えてほしいといわれたのがきっかけです。
デスクワークをする方は腰を悪くすると言われています。
当院にこられる方の大半はひざの問題で来ますが
腰の問題を治療することがあります。
そのためひざ治療イコール腰痛治療もしないといけないと考えています。
一般的にはデスクワークは腰への負担を増強させます。
デスクワーク中、腰はどのようになっているかというと
骨盤が後傾になります。
後傾になるということは、腰椎では後弯になります。
後弯になるとそこで皮膚や筋肉などは硬くなって動けいない状態になっていきます。
少し実施してもらいたいですが、立った状態で背骨を丸くしてみてください。
その状態でひざはどのようになっていますか?
少しひざが曲がっていませんか?
これがバランスをとるためにこのようになります。
それが後弯の状態から立つ際
さらにひざが外へひらいたままになり
立った状態では重心の位置が後方に位置して
立った状態ではバランスをとるためにひざはO脚状態になり
ひざも少し曲がった状態になり
ひざの内側には負担が強くなります。
O脚状態は変形性膝関節症を悪化させる要因につながります。
ではどのように対応するのかについてです。
一つ目の運動は座って腰を捻る運動です。
捻った状態で10秒程度伸ばすように実施してください。
脊柱を捻る運動は後弯姿勢で固まらないようにするためのものになります。
これは左右10回ずつ実施してください。
次に座って骨盤の運動になります。
これは座っているお尻に意識してください。
座っているとおしりの骨が当たっているのを感じませんか?
これは坐位とよばれる骨です。
左右均等に載せていることを感じながら
前後に腰を動かしてください。
このとき背骨も動かすようにしてください。
また股関節の運動にもなっています。
後ろにして、しっかり前に身体をもっていきます。
これは10回程度実施してください.
身体が少し前に伸びている状態で
今度は股関節を軸にして
前に傾けて踵に体重を乗せるようにしてください。
両大腿にも力が入っているはずです。
最後は足の内旋運動です。
ひざの痛みのある方の原因としては
下腿が外旋方向になりやすくなっていると言われています。
そこを修正するための運動です。
この外旋位になることが、
鵞足炎(がそくえん)や脂肪組織の痛みの要因にもなりやすいです。
やり方は少し骨盤を前にだした状態(おへそを前にだすようにします)
この状態で踵をあげて外、その状態から元の位置にします。
もとの位置にするとき踵が内側に入らないようにすることがポイントになります。
これは片側10回程度実施してください。
両方同時はやめてください。
もしご不明な点があったらご連絡ください。
今日は股関節のいやなつまりを感じている方が
どのように対応すればいいのかについてご説明します。
ひざ痛の専門なのになぜ?かと、思うかもしれません。
それはひざ痛と股関節のつまりが関係しているからです。
当院はひざ痛の専門ではありますが、
ひざ以外の部位を多くみることをしています。
特に股関節や背骨、さらに足首などです。
では股関節のつまりについてご説明します。
なぜ股関節につまりがでるかというと
それは股関節周囲筋力のバランスや、
腰からの影響を受けています。
例えばサッカーなどのキック動作など
ほとんどが股関節前内側にむけての蹴ると思います。
最近では鼠径部症候群(グロインペイン)と呼ばれています。
また腰が後傾すると大腿骨の骨頭のかぶりが浅くなり、
不安定な状態になることも影響し、
それが股関節のつまり感に関係していると思っています。
これについては当院では腰痛のところからアプローチを行い、
つまり感が減ることを患者さんにも共感しています。
そのため背骨の柔軟性と股関節周囲のストレッチが効果を発揮します。
そのため実際に行う運動については一つは腰の運動になります。
それは寝た状態で膝を立てて、
腰の下に丸めたバスタオルを
入れてそこかで腰は浮かさず
お尻を挙げておろす運動を行ってもらいます。
その際は少しバスタオルの上で60秒ほどキープしてからお尻あげを実施してください。
これは10回行ってもらうことが大事になります。
股関節のつまり感が減る可能性があります。
次は四股踏みです。
これは肩幅程度開いていただき
肘を伸ばして大腿の上に手をおいて
そこから下におろして60秒程度保持します。
だいぶ硬い方が多いのでその状態を準備してください。
そこから肘を伸ばしたまま左右に捻ります。
最後はアキレス腱のストレッチです。
これは上半身を使うことさらに体幹のストレッチも可能になります。
これはアキレス腱を伸ばすと同時に、
股関節前面と体幹を同時にストレッチできます。
これは関しては10秒ほど伸ばし、これを片側5回ゆっくり行います。
今回の動画についても作っています。
よければ一緒にみてください。
この方は黄斑変性もあり目に
注射を打つ予定のため
感染予防のため
前回から8日経って
来院しました。
あまり開けたくない旨を伝え
しっかり運動をするようにお伝えしていた影響もあって
自主トレをしっかり行っており
介入後は110°まですぐに曲がるようになっていました。
少し安心して、今後は一週間おきでも可能と考えました。
しかし動作時痛は依然残存しており
これはひざ本来の痛みが起きていると考え
今後は体重をかける練習を開始していきます。
しかし急性期の方が来たのは本当に驚きました。
ここからは通常当院でも実施している内容に移行するため
シリーズは最後になります。
また新しいことがあったら追加記事として挙げていきます。
3回目は4日あけて介入しています。
痛みは動作時残存しているものの
椅子に腰かけて普通に
ひざが曲げられるようになったと
ご報告がありました。
またご自身からも腫れが引いているなどの
声が聞かれました。
ご自身でも90°は簡単に曲げられるようになっていました。
介入は前回同様の手順で再度介入し
最終は椅子に腰かけ手術していない足でひざをまげてもらい
110°程度まで痛みなく曲がるようになりました。
少し可動域の改善はあり
ホッとしました。
新人一年目は曲げることばかりに意識を集中してしまい
全身評価をしていなかったため
徐々に硬くなっていく
ひざをみていたので
一安心しました。
2回目の来院は早期対応が必要と考え
2日後に来院してもらいました
来院しての一声は最近痛みで5回起きるのが3回であったと
報告がありました。
いままで実施してこなかった上半身の柔軟性を促したことで
衝撃吸収作用がうまくいった影響と考えました。
また椅子に座る際、手術をした足を一歩前に出さないと座れないと
訴えがありました。
まずは身体の柔軟性を促し、
次に足首から膝関節への遊びをつくるように
足を動かしました。
その間手術したところにアイスパックを行い
患部の熱感を抑えながら実施しました。
その後手術をし、
硬くなっている部位を念入りにマッサージを行い
硬くなっている組織の柔軟性を回復させました。
次にベッドに座って
リラックスするように練習を行
ひざをおろす練習をして
さらにひざを伸ばして
手術した足の大腿四頭筋を動かすように行いました。
最後は痛みが出ない範囲で
ご自身で反対の足で曲げるように促しました。
その際痛みが出た組織を
再度マッサージを行い
それを繰り返し
最終95°以上は可動域の改善がありました。
またご自身でも実施するように促しています。
少し可動域の改善があったので安心しました。
では次回も経過を報告していきます。
先日も話しましたが
現在術後1か月しか経過していない
人工膝関節置換術を施行された方が来ています。
人工膝関節置換術後の方は
抜糸までの間に100°までは最低でも曲げていかないと
いけないと思っています。
それは生活に影響がでるからです。
この方の場合当院に来て、
術後20日前後でしたが
痛みがあり、熱感、腫脹が残存しており
明らかに炎症がみられました。
そのためまずはアイシングをして患部を冷やしました。
その間に非対象に歩いて
他部位に影響がでているところをストレッチしました。
患部の痛みが減少したら
足首から動かしてもらい
痛みを感じさせない中で
運動を促しました。血流を改善させ
患部周囲にある二次的に硬くなってしまった
組織をマッサージしました。
また無理に可動域拡大をせず、
ご本人さまが恐怖を覚えないよう
椅子に腰かけ無理なく
膝曲げを行ってもらいました。
この時点で可動域は80°程度でした。
これは一回ではこの程度が準備状態と思っています。
まとめると
人工膝関節置換術術後の1か月程度の方には
冷やしながら
全身の柔軟性を行い
さらに足首を伸ばした状態で動かし
最後に患部周辺のマッサージを行って
椅子に座ることで無理なく可動域拡大を実施しました。
これはシリーズで書いていきます。
よければ続きを読んでください。
社会人になってよく言われたのが「一回説明したでしょ?」
ってよく言われたのを覚えています。
私は分っていても忘れるのは当たり前のことです。
ましてまったく理解できないことを説明されても
一回で理解できる人はいないと思っています。
私も医療者になって説明したと思っても
理解されていないことをよく考えさせられます。
「この動作はいまはやってはいけないですよ」と
期間を決めて説明しても
その方にとっては大きい言葉になっていて
これから先もやってはいけないと思ってしまう方がいます。
人工膝関節置換術を施行され
術後ひざ前面にキズが残ります。
これは医療者にとっては当たり前ですが
初めての方にとっては結構なキズです。
そのため床にひざをつけることはできないと
思う方がいるのも当たり前です。
術後、床にひざをつけるのは
傷口が開くのではないかと思うと思います。
医療者からすると
感染対策やキズが開くためやらないようにするよう説明します。
しかし抜糸後、床からの起き上がりのために練習することがあります。
現在は入院期間の短縮もあってしないのかもしれませんが
本来やらないと床からの起き上がりが出来ず、
いざしなければいけないときにできないことがあります。
例えば道端で転倒した際です。
一回説明したと言っても理解されていないことは多くあります。
身体や手術については尚更難しいことがあります。
忙しいお医者さんに聞くのは申し訳ないと思う方が多いかもしれませんが
聞く勇気も大事になります。
もし、それでも聞きづらい方は私に相談してください。
答えられる範囲であれば説明できると思います。
変形性膝関節症の診断を受けると
減量による体重コントロールと適度な運動を推奨されます。
しかし運動と言っても過激なスポーツに
関しては奨めていないのが現状です。
それはジョギングやマラソン、バスケットボールなど
ひざに負担がかかる運動は
反って悪化させる恐れがあるからです。
当院に来られる方で運動をしたいという希望が多いです。
逆にそのような具体的な目標をお持ちの方はうれしいのが正直です。
訪問リハビリ時代は、出来なくなっている自分に対して
年齢もあってあとは死ぬのを待つだけのような発言をする方が多く
一緒に生きがいを探すことをしていました。
90代の方にこのようなことを望むのは
おこがましいことかもしれませんが
少しでも楽しみがある人生を送っていただきたいと思うからです。
しかし60代でまたスポーツをしたいという方は多く
変形性膝関節症があっても管理方法や相談などしていただければ
私は過度な運動も可能と考えています。
昨年より30代の変形性膝関節症の診断を受けた男性を見ています。
中学生時代にバスケットボールをして
半月板損傷を受傷し
そこから変形性膝関節症になった方です。
痛みが強く週5の勤務がつらいという訴えがありましたが
最近は痛みのコントロールが出来るようになり
仕事が以前に比べ楽になっていると報告を受けています。
時々連絡があり、
運動をしたいがどのようにすればいいかLINEで質問が来ます。
最近はよくなっているのでジョギングを始めたいと
連絡がありました。
ひざへの負担は悪化することを説明し
運動前後にしっかりストレッチ
(その方にお伝えしているメニュー)を行うこと
また股関節内転筋の強化を行うようにも伝えています。
私はやり方を工夫すれば変形性膝関節症の
痛みはコントロールできると考えています。
あとはそれに対する管理や方法、注意点をしっかり理解して
行うことが大事になります。
痛みがあって出来ないこと私も肩を壊して
ツライ日々を負った経験があります。
あきらめず管理方法を理解することが
大事になります。
当院に来られている方に良く説明することで
その方のいまの状態で私と身体が変わった場合
痛みのコントロールがとれることを
お伝えします。
なにが言いたいかというと
知識や方法を理解すれば痛みのコントロールは可能です。
だからと言って
スポーツジムに通うということではありません。
少し運動方法を変えて行うことが大事になります。
例えば朝起きた時と夜寝るときに行う運動を2つ
昼間の間に立って行う運動を2つ程度の内容です。
またひざに痛みが出ても
安静にせず、ひざ以外の部位をストレッチする
痛みがあるときは湿布薬を使うなど
少しの対応で可能です。
やってはいけないのはまったくなにもしないことです。
先日当院に来られたばかりの方です。
痛みがでたため運動は中止しますとご連絡がありました。
その後痛みの具合を聞き
安静にせず
お伝えした運動をするよう促すと
翌日痛みは軽減したと連絡がありました。
なにもしないのは、なにも変わらないと同じです。
ただ素人判断は気を付けないといけないので
必ず専門家の指導を受けてください。
運動の仕方でひざ痛はコントロールできると私は思っています。
不定愁訴とは明らかな身体的な原因がないのに
腰痛や頭痛など色々な不調を訴えます。
しかしこれまでの経験上
この不定愁訴と思いきや
実は問題がほかに多い方もいることを経験してきました。
わたしは主にひざの痛みをみることがありますが
ひざへの問題は少なく
背骨や股関節、足などに問題をもっていることがあります。
いくらひざの痛みを訴えていても
背骨が問題であれば
ひざに何回もヒアルロン酸注射を打っても
効果ないのは当たり前です。
以前大腿骨骨折をされた方で
骨折は治ったものの
変形治癒を起こし
ひざ痛が出現された方の話しを聞いたことがあります。
この方はその後、整形外科医の判断で
変形治癒を手術で治し
ひざの手術をすることなく経過されました。
いろいろな原因で痛みは出現します。
精神的な要因もないとは言えませんが
もしかしたら原因は探っていくと
他に在る可能性があります。
もしこのように原因がわからないひざ痛でお困りの方は
ご質問など頂けるとうれしいです。
当院に来られ、ひざの痛みがなくなり
スポーツや登山などの趣味を再開する方がいます。
しかし案の定、
痛みは再発します。
このようなとき私は、
どこに痛みがでたのかなど
聞くことを大切にしています。
私は理学療法士として経験して思ったことは
生活、仕事などの日々の環境要因が
ひざ痛を引き起こしています。
そのため、ただ身体をみて
痛みをとることが出来ても
その後生活に戻ると痛みが再発するからです。
大事なのは再発したらなにをすればいいかです。
またどうしてなるのかをしっかり理解することが大事です。
例えばひざに水がたまった際
むくみによってひざ周囲の筋肉などが硬くなって
ひざの曲げの制限の要因になるため
包帯で圧迫するなどして予防します
また過度な安静はせず、
ひざ以外の部位をストレッチするよう
お伝えします。
仮に痛みがひざ裏にでるようなら
ひざの裏のストレッチを追加します。
このように痛みが出た際どのようにひざを管理するかが大事になります。
ただ闇雲に安静ではなにも効果を生みません。
人工膝関節置換術の外来フォローがない! 令和4年4月18日
昨日、立川から来た70代女性です。
3月下旬に人工膝関節置換術を施行され、
痛みが残存しているため診てほしいという希望で来院されました。
診せて頂くと
ひざの可動域が75°程度で、
ひざ周囲には熱感、腫脹が見られ、
曲げていくと膝のお皿の上あたりに痛みがありました。
基本的に人工膝関節置換術は除痛目的であり
またリハビリ目標としても入院中可動域制限をとるため
膝の曲げを100°程度向上させる必要があります。
また現在人工膝関節置換術は早期退院があるため
2から3週間の入院で済み
その後外来フォローがあるか、
近所の整形外科への通院が通例であったと思っていました。
しかしこの方の場合、リハビリ病院への希望をだしたそうですが
片側の人工膝関節置換術では
リハビリ専門病院への転院はルール上無理だったそうです。
早期退院が行われる時代になり
手術した病院で外来リハビリが出来ない場合には、
近所の整形外科でフォローするのが
当たり前と思っていました。
この方と病院側との話し合いもあるため
一概に病院が悪いとは思いませんが
この方の場合、リハビリのフォローがなく
この状態で、一人で管理するのは難しいのが印象です。
次回整形外来予定は5月の半ばになっています。
本当にリハビリができない時代が来ているのだと
つくづく考えさせられました。
この方の場合、合併症もいくつか存在するため
痛みを与えず可動域制限を改善し
生活上問題なく経過を過ごしていけるよう準備していきます。
府中市から来られている80代男性です。
当初はひざの痛みがひどく寝れないとの話しでしたが
2回来院するとひざ痛は消失し
坐骨神経痛が残存していました。
この方は当初、ひざ痛と坐骨神経痛がありました。
問題は左上半身と股関節柔軟性低下でした。
なぜこの方は左半身にこのような症状がでたのか
考えました。
既往歴を聞くと、
50代のときに警備員をしていた際
安全靴を履いた影響で
左足の外反母趾が悪化し整形外科への通院歴がありました。
しばらく整形外科へ通院し装具も作ってもらいましたが
よくならず
外反母趾の専門の整体院に行き
テーピングをしましたが変化ないため今に到っていました。
最近でも寝ると外反母趾のところが
ジンジンとした痛みがあるとの話がありました。
そのため拇指にかかる負担を減らすため
股関節を外旋させたことで著明な可動域制限がでたと考えました。
そして左半身を固めたため、さらにひざに負担を起こし
このような坐骨神経痛が起きたと考えました。
3回目来院でも坐骨神経痛がうまくコントロールできず、
ご本人さまと話し再度翌日来てもらうようにしました。
翌日来院すると坐骨神経痛は残存するものの軽減し
外反母趾の痛みはなかったと話していました。
もしかしたら左半身の柔軟性が向上したことで
外反母趾にかかる負担が軽減し
痛みが消失した可能性がありました。
私も来院時テーピングを試そうか考えていましたが
やはり全身を中心とした介入が痛みの軽減につながることを
改めて考えさせられました。
もし外反母趾の痛みでお困りの方は
全身の柔軟性を意識した上で
足のテーピングやインソールを使うとさらに
痛みの軽減があるかもしれません。
試してみてください。
たまに「ひざが痛い時どのように歩けばいいですか?」
と質問を受けます。
こんなとき私は「あまり気にせず、
歩くことをお勧めします。」と伝えています。
確かにひざに痛みがあってなんとかしたいと思う
気持ちはわかります。
しかし、意識しても痛みは治らず
自然とかばうように歩いているはずです。
そこにさらに足の親指に力をいれても、
なにも変わらず
反ってどにかに痛みを引き起こす可能性があるからです。
私も痛みがあるのをかばっていると
腰や肩が痛くなる経験をしてきました。
そのため慢性的にひざ痛がある方(変形性膝関節症)が
もし痛みが少し落ち着いたときに
おこなう歩き方については
あごを引いて胸を張って歩くことを勧めています。
なぜかというと
ひざの痛みがある方の上半身の特徴は
猫背になっていることです。
猫背になると下半身はバランスをとるためにひざを曲げます。
つまりひざに負担をだす要因になるからです。
そのため慢性的にひざに痛みがある方は
歩き方を意識する際、
あごをひいて胸を張って歩くようにするのがいいのです。
またこの説明が分かりづらい方は気軽にご質問ください。
ひざはぐちゃぐちゃになるの? 令和4年4月12日
先日、東大和市から来られた40代女性です。
変形性膝関節症と診断を受けて2件の整体院を通い、
良くならず当院に来た方です。
来られるとひざ痛が悪化し、
さらに腰痛も増悪していて不安そうな顔でした。
聞くと小さいお子様を二人抱え、今後どうなるのか心配していました。
また運動をするとひざの中がぐしゃぐしゃになるのではと言っていました。
医療現場に入り16年経験し、
時間がない中でも人の話はよく聞かないといけないと思っていましたが、
この一年整体院を開業し本当に不安を抱えている方が多いと思いました。
医療者も言える言葉、言えない言葉を考えながら患者さまに説明していますが
どこまで相手が理解出来ているか考えないといけいないと思わされます。
その方は介入しひざ痛は軽減し帰られましたが
やはり一回では良くならず再燃しました。
その際、メールを使って丁寧に説明し痛みのコントロールがとれるようになりました。
わたしはこれに対してその場だけでなく
わからなかったら相談できる環境を作っています。
一人職場だからできる強みだと思っています。
しかしひざ痛に関しては、
なにもしないはなにも変化しない
なにかアクションすることは悪化する可能性があっても
良好な変化を引き起こす可能性があることを説明しています。
またひざの中がぐしゃぐしゃになることを考えたら
サッカーでスライディングで横から突っ込まれたりしたら
確かに半月板損傷、側副靭帯損傷、前十字靭帯損傷などの複合損傷を引き起こし
膝関節内はぐしゃぐしゃになると言ってもいいかもしれません。
しかし日常生活普通に過ごしている方は
膝関節内がぐしゃぐしゃになることはないと思っています。
誤った情報に迷わされず
悩んだら気軽にご連絡ください。
坐骨神経痛に効果的かも? 令和4年3月17日
昨日当院に通院されている30代女性より
一昨日より左坐骨神経痛が出現しており、
どんな運動をすればいいかご連絡をいただきました。
この方はひざ痛に関しては以前に比べ落ちつき
隔週置き見ている方です。
身体の状態が分かっているため
四股踏みと寝た状態で大腿外側のストレッチを
お伝えしました。
たまたま本日来院予定で
来られると坐骨神経痛症状は落ち着ていました。
坐骨神経痛は腰から出ている神経で
お尻の後ろからふとももの後ろを通っています。
おしりからふともも後面にかけての痛みやしびれを
引き起こします。
原因についてはいろいろなタイプがあり、
脊柱管狭窄症によるものや
お尻の筋肉が硬くなっている出ている方など
多く身受けられます。
しかしこの方は若くそれほど問題がある方ではなく
腰椎、仙腸関節の狙ったアプローチと大腿外側のストレッチで
痛みが取れると思いました。
いろいろなタイプの坐骨神経痛があるかと思いますが
四股踏みと大腿外側のストレッチを実施してみてください。
もしかしたら困っている坐骨神経痛が治る可能性があります。
またご不明な点があればご連絡ください。
変形性膝関節症に過激な運動は本当にダメ? 令和4年3月16日
変形性膝関節症の診断を受けると
減量による体重コントロールと適度な運動を推奨されます。
しかし運動と言っても過激なスポーツに
関しては奨めていないのが現状です。
それはジョギングやマラソン、バスケットボールなど
ひざに負担がかかる運動は
負担のかかっているひざにさらに負荷をかけて
悪化する恐れがあるからです。
当院に来られる方で運動をしたいという希望が多いです。
逆にそのような具体的な目標をお持ちの方はうれしいのが正直です。
訪問リハビリ時代は、出来なくなっている自分に対して
年齢もあってあとを死ぬのを待つだけのような発言をする方が多く
一緒に生きがいを探すことをしていました。
90代の方に望むのはおこがましいことかもしれませんが
少しでも楽しみがあると人生はまだ楽しく生きれると思っていたからです。
しかし60代でまだスポーツをされたという方は多く
変形性膝関節症があっても管理方法や相談などしていただければ
私は過度な運動も可能と考えています。
昨年より30代の変形性膝関節症の診断を受けた男性を見ています。
中学生時代にバスケットボールをして
半月板損傷を受傷し
そこから変形性膝関節症になった方です。
痛みが強く週5の勤務がつらいという訴えがありましたが
最近は痛みのコントロールが出来るようになり
仕事が以前に比べ楽になっていると報告を受けています。
時々連絡があり、
運動をしたいがどのようにすればいいかLINEで質問が来ます。
最近はよくなっているのでジョギングを始めたいと
連絡がありました。
ひざへの負担は悪化することを説明し
運動前後にしっかりストレッチ
(その方にお伝えしているメニュー)を行うこと
また股関節内転筋の強化を行うようにも伝えています。
私はやり方を工夫すれば変形性膝関節症の
痛みはコントロールできると考えています。
あとはそれに対する管理や方法、注意点をしっかり理解して
行うことが大事になります。
痛みがあって出来ないこと私も肩を壊して
ツライ日々を負った経験があります。
あきらめず管理方法を理解することが
大事になります。
その手術の選択肢は正しい? 令和4年3月15 日
本日二回目の来院で来られた八王子市在住60代男性です。
仕事が立ち仕事で、
週5の勤務になるとひざ痛が悪化し
昨年の9月より病院へ受診し鵞足炎の診断を受けました。
痛みは軽減したため
好きなロードバイクを再開しましたが
12月に痛みが悪化。
1月に入りMRIを施行し
半月板損傷と骨壊死の診断を受けて
高位脛骨骨切り術を視野に入れて
現在休職をし
手術が保存の間で悩まれていた方です。
前回来た時歩行や階段昇降、
しゃがみ込みで痛みが残存していますが
緊急性を感じ方ではありませんでした。
本日来られひざ痛は落ち着いており
穏やかな表情で来院され
やはり手術の選択は早いように思われ
この方、家族も同じ考えでした。
高位脛骨骨切り術は人工膝関節置換術前の
手術として若い方を対象にする手術です。
またO脚をX脚にするため
軟骨再生も期待できる手術です。
しかし骨を人為的に切るため
手術後2か月程度は杖の使用が必須になり
リハビリも時間がかかります。
手術と保存療法の選択はどっちが正しいとは言えません。
やってよかったと思って初めてわかることだと思っています。
しかしこの方については一回目の来院後
屋外歩行を行い
気持ちよく動け、
まだ痛みの増悪も見られていません。
必須になる手術はあると思いますが
少しリハビリを受けて痛みが改善できるなら
手術を回避することができるかもしれません。
しかし今の医療保険制度の中で本当に集中した
リハビリ環境があるのかは不明です。
また職場に相談をして、
仕事を一時的に休むことも大事なのかもしれません。
手術適応かしっかり見極める能力を身に着けることも大事です。
後縦靭帯骨化症もひざ痛に影響する! 令和4年3月14日
本日西東京市より来られた60代男性です。
昨年12月より左ひざの後面に痛みが出現した方です。
この方は一年前に頸椎後縦靭帯骨化症
(けいついこうじゅうじんたいこっかしょう)の
診断で頸椎を手術されていた方です。
術後問題なく経過し
昨年長距離を歩いたことがきっかけになり
ひざの後面の痛みが出現し
今年MRIを撮影し半月板損傷を発症された方でした。
私のひざの治療の考え方は
脊柱や股関節、足関節の柔軟性低下を問題にしています。
介入すると案の定、脊柱可動性低下(頸椎・腰椎)
また左股関節の柔軟性低下が認められました。
その為介入の中心は脊柱と左股関節周囲をメインにしました。
この方に介入し思ったのは
本当にしっかりとした脊柱を動かす介入をしないと
今後さらにほかの整形外科的な病気を
発症するのではないかと考え
当院以外でもいいのでしっかり治療することをお勧めしました。
西東京市の方であり、自営を営んでいるため
時間の調整の難しさを相談されたためこのように説明しました。
脳による神経難病と違い、
整形外科的な神経難病は工夫次第で
進行を予防することが出来ると私は考えています。
そもそも後縦靭帯骨化症は背骨の後ろにある靭帯が
なんらかの原因によって骨化し
脊柱を圧迫するため手のしびれや、
歩行障害などを引き起こします。
しかし現代人では脊柱の柔軟性低している方が多いと思っています。
そこに対して予防的に介入をすれば
(背骨の柔軟性を促すような運動)
骨化を予防できると考えるからです。
ただいきなり頸椎にあるから頸椎を動かすのは危険で
もっと下位の腰椎などから徐々に無理なく行うことが大事と思っています。
この方は入院中、
看護師よりこの手術をするといずれ腰椎も
手術する人も多いと聞いたそうです。
私も同じ経験をしてきました。
症状に対して手術は必要と思います。
しかしそれを医師任せに行えば
少しの運動方法で悪化を防ぐことが出来るのを
再手術になる可能性があるからです。
やはり背骨の可動性は色々なところに関節痛を引き起こし
さらにひざの半月板を損傷させ
ひざ痛の原因になると認識しました。
みなさんは背骨の運動をしっかり行うようにしてください。
この方には寝て手を前に伸ばして身体を左右に捻る運動と
膝を曲げて反対に倒す運動をお伝えしました。
痛みなく行うことが大事になります。
ひざの脂肪組織の痛みが多い! 令和4年3月13日
最近新規で来られる方の中で
変形性膝関節症の診断はつかないで
ひざ痛が治らず
以前にも話したひざの膝蓋下脂肪体(ひつがいかしぼうたい)の
痛みを有している方が多いです。
本来脂肪組織は太っているかどうか関係なく存在し
歩行運動などでマッサージされるため痛みがない組織です。
しかしなんらかの原因によって
硬くなると痛みを発し感知しやすくなります。
大抵の方は変形性膝関節症になって
炎症によって組織が硬くなったことや、
鵞足炎や伏在神経のような痛みを起こした後に
出るケースを診てきました。
しかし最近30代から50代で
変形や筋肉や神経の痛みを有することなく
膝蓋下脂肪体の痛みを発症されている方が多いです。
個人的には上半身、股関節、足関節の柔軟性を獲得し、
最終的に脂肪組織のマッサージが必要になると考えています。
ただいつも不思議に思うのは、
整形外科クリニックでこのことを指摘される先生が少ないことです。
もともとこの膝蓋下脂肪体の痛みは、
たいぶ昔よりある痛みで英語名でHoffa病という名前もあります。
しかしこの診断を受けている方がいないのが特徴です。
ひざのお皿の下あたりに痛みがある方はもしかしたら
脂肪体の炎症が起きている可能性があります。
まずは上半身、股関節、足関節の柔軟性を促し
痛みのある部位を少し横から左右へ動かすように
マッサージしてみてください。
このホームページ内の膝関節周囲のマッサージでも
動画と画像を載せています。
よければみてください。
自主トレで少し痛みが出ても継続することが大事! 令和4年3月12日
変形性膝関節症の痛みでお悩みの方をみていると
痛みに対しての不安が
過度になっている方が多いことを感じます。
痛みがあり
つらい日々を過ごした経験が
あるからこそだと思っています。
しかし痛みに対して恐怖感を抱きすぎると
かえって出来る運動も出来ない、
またさらに引きこもりがちになるなど
悪循環に陥りやすくなります。
そんな時にはリハビリの専門家である方に
運動方法を習ったら実施して続けてみて下さい。
痛みが持続性に強くなるようなら再度受診した際に
どのようにするのか尋ねるといいです。
専門家の方は基本的には痛みが出ないことを
確認して伝達しているはずです。
すこし動かして痛みが一瞬出るくらいなら
続けて様子をみることが大事です。
私はひざ痛の専門家ですが
ひざ自体に動かしてはいけないところはないと思っています。
叩いたり、足を地面におしつけたりなどはしなければ
強い痛みはでることはないです。
また筋力のバランスを考慮せず我流にやっていけば
痛みは引き起こす可能性は強くなります。
専門の方の指導法を教えてもらい
一日2回、10分程度真面目に行えば
良好な結果がでると思います。
また変わらないと嘆いている方は
私にご相談ください。
変形性膝関節症でやってはいけないこととは? 令和4年3月11日
変形性膝関節症と診断を受けて
実はしてはいけいないことがいくつかあります。
ひとつは安静です。
炎症が起きているときは、安静は必要があります。
しかし過度な安静をとると今度は筋力低下が起こり反って
痛みを引き起こします。
腫れていたり、ひざ周囲に熱感があるときは全身の柔軟性を意識した運動を行い
痛みが緩和したら、ストレッチから開始してください
次にいきなりジョギングやマラソンなどの過度な運動は控えてください
よくひざ痛が起こりジョギングをしたところ
悪化しそのまま数年経って当院に来られた方もいます。
いきなり過度な運動はひざへの負担を強め
悪化させる危険性があります。
気をつけてください。
次に体重増加に注意してください。
歩くだけでひざには体重3倍、階段昇降では7から8倍の負荷が
かかると言われています。
コロナ禍で外出が出来ませんが体重増加に注意してください。
次は変形性膝関節症の診断を受けて安易に
手術の選択をしない。
医師の判断ではありますが
もしかしたら変形による痛みでないこともあります。
まずはほかの病院に行き
セカンドオピニオンを受ける、
運動をして経過をみるです。
最後は人任せにしないです。
医師の治療で、一向に変わらない場合については
本などの書籍を読んでどのようにしたらいいのか
詳しく書いている本もでています。
これらを注意しさらなる悪化を予防してください。
またご不明な点についてはコメントいただけると
うれしいです。
私が考える最強のひざ痛の治療法! 令和4年3月10日
ひざ痛を本気で治そうと思ったら、
簡単に言えばしっかり病態像を理解し
それに対して運動をどのようにやるか理解することです。
絶対にやってはいけないのは
人任せにしてしまうことです。
現在SNS(Youtubeやインスタグラムなど)には
多くの専門家の情報が満載しており
ある意味情報過多になっています。
いままでは医師が中心であったのが
その道を究めている整体師や鍼灸あん摩師、柔道整復師
理学療法士など多くの方が発信しています。
私自身、著明な方が惜しげも無く
無料で発信しているのをみてすごいと思います。
ひざの痛みについても
多くの書籍が販売しており
選ぶのも大変ですが
まずは調べて理解し
運動を試してみてください。
さらにもっと深く知って
どんな風に治せればいいか知ることです。
最近はSNSを通して会話もできます。
うまく利用してご自身の痛みの原因を知り
痛みを治すことをお勧めします。
それが最高の治療に結びつきます。
試してみてください。
ひざ痛は筋力トレーニングでよくなるの?
令和4年3月9日
昨日は変形性膝関節症に対して、マッサージだけでは
効果がないとお伝えしました。
では筋力トレーニングについてはどうでしょうか?
答えは6割が正しいのではないかと思います。
理学療法士協会が発行しているガイドラインによると
変形性膝関節症に対する筋力強化は
根拠のレベルが最も高い一つです。
と言って6割正解とは、
あとの4割は、と思う方もいる方と思います。
それは筋力トレーニングをやり方かと思います。
整形外科へ行って大抵医師より運動を勧められ
さらに大腿四頭筋筋力強化を指導されますが
一向に良くならない方もいるからです。
冊子を渡されても同じではないかと思います。
以前当院に現役医師が来て
整形外科で大腿四頭筋トレーニングを受けたがよくならないと言っていました。
例えば単純にひざ伸ばし運動では効果は少なく
しっかり意識しながら行うことが大事です。
さらに硬くなっている部位、
足首や股関節柔軟性などの
問題が指導がされていないなどあるからです。
ただ筋力だけではなく、
しっかり全身を評価し問題点を明確にして
運動を行うことが大事です。
私のYoutubeチャンネルでは多くの運動方法をお伝えしております。
ぜひ見に来てください。
ひざ痛はマッサージでよくなるの?
令和4年3月8日
私が病院、在宅で勤務していたころ、
「マッサージしてくれないのか?」と
不満げに質問されることがありました。
病院、在宅でも、前担当者がマッサージ中心に
安易にしているケースの後に
介入するとこのような質問がありました。
介入当初に説明をしっかりすれば
理解してもらえる可能性がありますが
在宅など認知症の方もいるため難しい現状もありますが
基本リハビリは運動が主体と私は考えています。
しかし説明をしっかり行うことは大事です。
話しが長くなりましたが
ひざ痛に対してマッサージははっきり言って効果はありません!
なぜかというと緊張した筋肉に対してマッサージを行って
その場は気持ちよくなっても
動くと同じ状態になると思うからです。
またこのような方を多く診てきたからです。
ひざ痛に対してはマッサージも必要性かもしれませんが
その後の運動がひざ痛改善に
必要になるので覚えておいてください。
呼吸方法が大事!
令和4年3月7日
本日夕食時に妻と減量方法について話していた際、
「ダイエットで下手な下肢筋力トレーニングを行うより、
最初は呼吸方法が大事と書かれた本があったよ」と言われました。
確かに呼吸方法は大事で、
現在コアトレーニングや、
インナーマッスルトレーニングにも繋がっています。
呼吸は吸うのが大事ではなく、
息を吐くことを意識することが大事です。
またしっかりとした呼吸を行うと骨盤底筋群との関連があり
息を吐くことで横隔膜が下がり、
骨盤底は収縮するといった相反的な動きが起こるということでした。
また少し下腹部を軽くへこませた状態で行うと
コルセットのような機能をもつ腹横筋という
筋肉の単独収縮も可能です。
これは病院時代に超音波機器を使い
試したので確かです。
しかし、それを患者さまに応用し、
効果を実感したことは少ないです。
ただ現在は息を吐きながら、
お尻の穴を閉めて骨盤底を収縮させて、
その状態でさらに腹部をへこませながら行うことが効果があるように感じています。
現在ダイエット企画を検討しているため、
(ひざ痛改善にはダイエットが必要なので)
これを応用しながら体重減少を勧めていきたいと思っています。
脊椎圧迫骨折との鑑別!
令和4年3月6日
昨日、腰痛で起きれなくなっていると娘様より連絡があり、
府中市在住の70代女性のところに行ってきました。
最近、ひざ痛で来られている方の家族の紹介で
ぎっくり腰や脊柱管狭窄症なども見る機会が増えています。
ひざ関節専門ではありますが
腰痛や脊柱管狭窄症がひざへ影響を及ぼしている方も多いため
診ることはそれほど問題ないと思っていますが、
ぎっくり腰のような急性腰痛については
脊椎圧迫骨折との鑑別が必要になります。
昨日行った方は立っていましたが
寝ると痛みが強く起きれないとのことでしたが、
背骨を少し軽く叩くと腰のあたりに放散痛がみられました。
これは叩打痛(とうだつう)といい、
骨折を疑う所見でした。
しかしいままで病院時代、
骨折を疑い、
評価し問題がなくても骨折をしていないケースもあれば、
骨折しているケーズもありました。
今回のケースも骨折を疑う程度でしたが、
脊椎圧迫骨折は麻痺を引き起こす可能性があり、
また背骨の固定をしっかり行わなければ、
変形治癒につながり、
のちのち腰痛を引き起こす可能性も考えられるため、
今回は介入をせず早期に整形外科への受診を促し帰宅しました。
ただの腰痛と脊椎圧迫骨折の判断を間違えると
セラピストが患者さまに悪影響を与える可能性が
あるため注意しないといけないケースでした。
みなさんも60代以降でただの腰痛と思っていても
骨折などしていることもあるので安易に考えず、
整形外科受診を行いしっかり診断をつけてもらってください。
ひざ痛の再発は恐れないで!
令和4年3月5日
70代、男性で練馬区から来られている方がいます。
昨年よりひざ痛が悪化し一向に良くならないので
今年の始めに娘様が
インターネットで調べて通院されています。
痛みは3回目ぐらいから落ちつき
もともと脊柱管狭窄症もあることから定期通院の希望で通院されています。
先日1か月あけて様子をみようとしたところ
3週間目でひざの痛みの再発があり
電話いただき予定よりはやく来院されました。
ひざの痛みがあり、すこし関節水腫もみられました
介入し痛みは軽減、その翌週には痛みのコントロールがつき
昨日来院され電話が来る前の状態にもどったと笑顔や冗談が聞かれました。
当院に来られている方や、
訪問で伺っている方で
運動を少しして痛みが少しでると不安になって
運動を中止してしまう方がいます。
またひざの痛みに過度に過敏になっている方もいます。
やはり関節痛に対する対処方法をしっかり伝えていないと痛感します。
がんなどような悪性腫瘍は、
再発は気をつけないといけないと思いますが
ひざ関節痛(変形性膝関節症)は進行性をたどると言われていますが
予防さえ行えば痛みのコントロールは可能になると
私は思っています。
またスポーツジムで厳しいトレーニングも必要ないと思っています。
やるのは少しの時間でしっかり運動することです。
私も来院された方々にだいたい現状の問題や本日やる運動を
動画を作成しlineで送っています。
しかし再発や痛み具合についての説明が足りていないことを
今回は痛感しました。
またもう少し理解してもらえるよう工夫が必要と改めて考えています。
再発しないで好きなことを続けていける身体を作れるよう
考えていきます。
ひざ関節に溜まる水 令和4年3月4日
ひざ関節内にたまる水を関節水腫(かんせつすいしゅ)といいます。
これは関節内に炎症が起こった結果起こる現象です。
(そのほかにも原因はあるようですがここでは割愛します。)
炎症はそもそも関節軟骨がすり減り、
その摩耗紛が関節を覆っている膜(滑膜)をつき、炎症を引き起こします。
そのため原因はその関節軟骨への過度の負担を減らすことです。
これは薬や注射では一時的には痛みの緩和が起こしますが
身体のバランスを整えて関節軟骨にかかる負担を減らさなければ再発を繰り返します。
またこの関節水腫はさらに組織にダメージを与えます。
本日当院に来た国立市在住の60代女性です。
ひざのお皿の上に水腫が確認されていました。
関節を動かしても大きく痛みはなく、
ひざを曲げていく130°付近で同部位の腫れぼったさを違和感がありました。
これは関節水腫によって筋肉やまわりの周辺組織を硬くして、
このようなことを起こしていました。
身体のバランスを整え、
しっかりとした筋収縮を促して
弾性包帯を使い、
圧迫させて極力水腫が溜まりやすくならないようお伝えしました。
いつも帰りには痛みが起きてしまうということでしたが
特に痛みの増強なく帰宅されました。
関節水腫は人によっては動かすだけで痛みが出て
施術だけでは改善出来ず、
経過を見守らないといけないケースもあれば、
本日来られた方のように痛みなく違和感のみの方もいます。
痛みが強くなくても、安易に安静にするのではなく、
少し圧迫などして関節水腫を減らすことも、
周りの組織変性を防ぐ必要があります。
このようなときは家の中にある包帯などを使い
関節水腫があるところを圧迫することをお勧めします。
しかしあまり変わらないようなら必ず医療機関を受診してください。
またご不明な方はご質問いただけるとうれしいです。
身体には連続のつながりがあります! 令和4年3月3 日
ひざの痛みは背骨から来ていることがあります。
これはひざの痛みだけでなく、
肩の痛みにも言えます。
整形外科医師は肩に痛みが出ているとき、
最初に首を動かして痛みが無いか、
また頭部から圧迫をして痛みがでないかをみます。
全員の先生でないかもしれませんが
これは首からの影響が肩に影響を及ぼしているからです。
つまり単純に肩が痛いからと言って
肩だけ見ていてはよくならないのです。
すべてがそうですが身体にはつながりがあり
痛みが出ているところは肩かもしれませんが
実は原因はほかにあるのかもしれません。
仮に首が原因なのに、肩ばかりみていてはよくならないのも当然です。
ひざでも何回もヒアルロン酸注射、
またステロイドという強い薬を使っても
効果がでないのはこのようなことが起きていると思います。
いまはインターネットが普及し、
情報過多になっています。
すこしでも自分の身体に起きている問題を
調べることも大事かもしれません。
しかしわからないことはあると思います。
なにかあればご質問ください。
大腿四頭筋トレーニング 令和4年3月2日
変形性膝関節症の診断を受けて当院に来られる方で、
大腿四頭筋トレーニングを医師より説明されて
良くならないと嘆く方が多いです。
大腿四頭筋トレーニングは根拠もしっかりあります。
ではなぜ良くならないのか私見を述べさせてもらいます。
いくつかあります
一つはやり方が悪い、
例えばただひざを伸ばして保持するだけでは効果がありません。
しっかり筋肉を意識することが大事です。
もう一つは回数が少ない。
やはり回数をこなすことも大事になります。
次は筋肉の問題ではなく、
他の筋肉も同時に鍛えないといけない。
変形性膝関節症でO脚になっていると
大腿四頭筋の走行が変わります。
そのためひざを伸ばす時には
ボールをはさみながら行うことが大事になります。
次に筋力だけでなく姿勢も問題にしないと効果がないと思います。
姿勢が猫背になっていれば横から見た時、
上半身は少し後方に位置し、
そのバランスをとってひざは少し曲げた状態になります。
これを無視しては筋力を鍛えても効果はありません。
きっと整形外科に行って大腿四頭筋トレーニングの指導方法を受けて
効果が出ている人もいるとは思いますが。
もし仮に出ていないなら上記の内容を
踏まえてトレーニングを行ってください。
またご不明な方はご連絡ください。
ひざ痛にいい食事! 令和4年3月1日
ひざ痛にダイエットは必須です。
しかし身体を治すことが出来ても体重増加による
ひざへの負担を減らす具体的な方法に対する知識は少ないです。
現在当院に来られている方からもダイエットについての要望はあります。
以前からもいくつダイエットについては書いていますが
具体的な方法については書いていません。
そのためまずは自分で実践しようとインターネットや関連書籍を見ています。
まずは空腹感を感じさせない食事メニューが大事と思ってます。
私の昼ご飯はキャベツ中心と蒸した鶏肉、煮卵と少しご飯です。
これは歯ごたえがあり、簡単に咀嚼できず、
かなり満腹感を得られます。
しかしこれにも飽きが来ることが予想されるため
ボリュームがあり、
満腹感を得られる食事はないか探したところ、
はるさめ、高野豆腐、豆腐、切り干し大根などが思いついています。
まずは自分で実感し
空腹感を減らして
運動メニューを考案していこうと考えています。
さらに基礎代謝をあげるための筋力トレーニング方法を考案中です。
もしご興味がある方はご連絡ください。
現在は試行錯誤で実施中です。
しゃがみ込み姿勢が大事! 令和4年2月28 日
しゃがみ込み姿勢はひざの痛い方が行うことが出来なくなる動作です。
しかしこれはひざに痛みがあるないに限らず、
成長期のお子様でも起きています。
しゃがみ込み姿勢のポイントについては
まずは股関節、ひざ関節、足関節の柔軟性があることが大事になります。
しかしこれらに問題がなくても
出来ないのが成長期のお子様です。
現在和式トイレを使うことは少なくなっています。
そのため生活のなかでしゃがみ込みをする必要性がなくなっています。
本当に環境の変化は怖いことです。
数年前に甲子園地方予選のメディカルサポートに入った際
他の病院スタッフと和式トイレを使わなくなったことが
子供の怪我が起こるのではと
話したことを思い出します。
現在は床から椅子への環境であったり
地図で道を探すことから
カーナビに変更したり、
便利な世の中になっています。
しかしその反面、
身体は即座の対応に反応出来ないことがあります。
しゃがみ込み姿勢は股関節、ひざ関節、足関節のほかに
背骨の使い方も影響します。
デスクワークが長いと身体が丸くなって
いず立っても身体が丸くなった状態で
身体のバランスが後方重心になります。
日々身体の柔軟性をチェックする上でも
しゃがみ込み姿勢が出来るかみてください。
例えば足の踵をあげないと出来ない。
深くしゃがみ込みをすると後方に尻餅をつくような方は
ストレッチを行い身体の状態をチェックすることをお勧めします。
大腿前、外側の痛みと下腿のしびれ 令和4年2月26日
昨日、昨年4月ごろ当院に右ひざ痛で来られた
府中市在住80代女性が半年振りに再来院されました。
右ひざの痛みは落ち着き、
変わらず独居で生活されていたそうです。
今回は一か月前より左大腿前と外側と下腿のしびれの訴えが出現し
当院に来られました。
以前近所の整形外科で脊柱管狭窄症の診断を受けておりました。
この方は姿勢が立った状態で猫背と背骨の変形もあって側弯がありました。
脊柱の問題と思い介入し、
痛みの軽減がみられ、
さらに左股関節外側の硬さがあり、
そこにはストレットを促しました。
大腿前、外側の痛いとしびれは軽減しましたが
最後にひざ周辺の違和感がみられ
原因は膝蓋下脂肪体でした。
そこはお皿(膝蓋骨)の可動性と脂肪体のマッサージを行い
さらい痛みの軽減がみられていました
80代になると背骨の問題やひざ自体の問題など
病態像が複雑絡まり痛みを引き起こします。
単に脊柱管狭窄症とだけでは判断が使いないと考えさせられました。
自主トレーニングが必ず必要! 令和4年2月25日
痛みの改善については
一般の方が一人で回復させるのは
難しい印象があります。
そのため整形外科クリニックや
病院で勤務する理学療法士が運動方法を伝達し
どのようにやったらいいかを説明します。
しかしこの自主トレについては
6割以上の方が家に帰って継続して出来ないのが現状です。
なんでもそうですが言うのは簡単、
やるのが本人の意思任せになります。
痛いからなんとしてほしいと言う気持ちはよくわかります。
しかしご本人様にも努力が必要になります。
30代ぐらいだと自然治癒に任せて
回復できると思いますが
40代以降になるとなかなか自然回復が難しく
下手すると3年間放置状態で
悪化して病院などに来る方もいます。
たとえば先ほど言った3年間の間に
ひざ周囲の組織は変化します。
そうなると回復させるの時間はかかります。
施術一回で、痛みの緩和は起こっても
継続した対応がしなければ、
またもとに戻ってします。
当院の自主トレについては
手軽で簡単に出来るものを選別し
生活動作の中に組み込めるように工夫しています。
少しの運動が痛みの減少を起こします。
大変ですが自主トレを専門家に指導されたら
一日5分、朝晩しっかりやると痛みの改善につながります。
ぜひ実施してください。
環境が関節痛を引き起こす? 令和4年2月25日
環境要因が関節痛を引き起こすことがあります。
例えば片側のみに足底版を使い、
足の脚長差を引き起こしてひざの痛みを起こした方がいます。
環境要因によって身体のゆがみを引き起こすのです。
研修会にいくと
身体の矯正について話されたことを思い出します。
常に片側からの起き上がりを行っていると
頸椎のずれを起こしてしまう。
しかし常に意識してご自身でも治すと治すことが出来るようです。
私も環境要因を在宅訪問時代に工夫をしながら実施してきました。
慢性痛がある方で
ベッド環境や履いている靴など見直すと
もしかしたら痛みの改善につながる可能性があります。
試してみるのも一つかもしれません。
この内容でご不明な点があればご連絡ください。
ひざ痛のある方のダイエット 令和4年2月24日
変形性膝関節症の発症した方のひざ痛ダイエットを検討してます。
その一環で現在基礎代謝量をあげて痩せやすい身体作りが課題になっています。
ダイエット本は数多く存在し、
読んだり聞いたり、動画をみたりすれば簡単です。
しかし私の対象にしている方は平均60代の方です。
そうなると丁寧にわかりやすく簡単で
痛みなく続けることが必要になります。
そのためこちらも知識をしっかり持って対応しないと
難しいことが多いです。
現在基礎代謝量をあげていくためには筋肉量をあげていくことが必要です。
そこで安価で揃えられる機器を現在導入しています。
まずは体重計です。
これは体重のほかに基礎代謝量やBMI、脂肪率、筋肉量、
内臓脂肪など数多くのデータが測定できます。
効果判定や方法を検討する際に有効です。
次にスマートウォーチを使って歩数や消費カロリー、
移動量を測定し即座にみることで運動量を把握できます。
また血圧管理にも有効です。
その他に乗っているだけで筋肉トレーニングになる
振動マシンも購入しています。
これで当院独自の変形性膝関節症の方のダイエット方法を
考案していきたいとと思っています。
現在数人の方からもダイエットの要望があるため
早急に準備しています。
またこのブログで紹介していきますので
楽しみにしてください。
変な緊張が身体に起こっています! 令和4年2月23日
当院に初診で来られる方に説明している。
変な緊張についてお話します。
変な緊張とは、
私たちの世界ではスパズムと言われています。
ただあまり聞きなれないので私は変な緊張と説明しています。
この変な緊張とは、
ふくらはぎやふともも後面などをつまみむと痛みがあります。
また関節の動きも阻害しています。
特に顕著に変化がでるのが股関節のつまり感です。
これらはひざ痛を持つ方が一人でとる方法は難しく
私はいくつかの徒手療法(としゅりょうほう)を使って
変な緊張をとります。
大体が仙腸関節や脊骨、股関節などが原因になっており。
さらにこの変な緊張を抜いた後にストレッチを行い
身体の硬さをとっていきます。
日々の生活で痛みが出やすい身体になっているのは大変なことです。
ストレス社会が常にこのようなものを起こしているのかもしれません。
ひざの痛い方が床に寝ることの意味 令和4年2月21日
以前ひざの痛い方が床に寝ることについて書きましたが
今回はさらになんで必要なのかについて話しします。
それは床に座ることもバランス練習になっているからです。
これは床から起きることも同じです。
赤ちゃんの発達過程の中で
最初に首が安定し、
寝返るをうつ、
お座りをする
ハイハイをする
つかまり立つになる
歩く
これはあかちゃんの「発達のマイルストーン」と呼ばれているものです。
これらはすべて立ち直り反応と呼ばれる反応が発達したから
出来ることなんです。
そのため60代以降にこれらが出来なくなると
床に寝られなくなったり、
立ち座りが出来なくなって
介護用品が必要になります。
ひざの痛みがある方はバランス練習も必要になります。
それが片足バランスだけではなく
床への座り動作も同じです。
ひざの痛みでツライのはわかりますが
バランス練習の一環と思い
床への座る動作や
床から起きる動作も行ってください。
ベッド環境も大事ですが
人間は徐々に必要のない機能は
退化すると言われています。
ぜひ一日2回程度は床に座る練習を行ってください。
食事による減量を試して 令和4年2月21日
以前より変形性膝関節症に対しての減量については必要と
お話ししてきました。
それは歩くと体重の3倍、階段昇降では7~8倍の負荷がひざにかかり
さらに増量するとひざへの負担も増えるからです
そのため減量は必須になります。
しかし運動方法については理解しているものの
食事についてはしっかり理解できていません。
私はボクシングを若いころしており
試合の経験もあるため減量はしていましたが
独学で適当に減量をして
さらに運動を行うという内容でした。
当時一日2キロは簡単に落ちるトレーニングを毎日実施しており
基礎代謝もよかったのか減量は簡単でした。
しかし今は中年になり
減量は以前ほど簡単ではありません。
まして当院に来られる方は60代ぐらいが平均です。
また当院に来られる方にお伝えする際
適当なことはいえないため、自分で試すためにも
科学的に実証されている方法
さらに誰でも無理なくできる減量を考えたいと思っています。
そのため以前にも書いているように
一日5食ダイエットを試したいと思っています。
今回は朝と昼のみ食事メニューを変えた感想です。
まずは野菜(キャベツ)を多めにして
満腹感を感じる方法です。
そして筋力をつけるためにも蒸した鳥の胸肉
あと煮卵をお弁当にして
ごはんは小さいタッパに入れて分量を決めて
食べ始めました。
体重などは変化ありませんが
大変なのは準備です。
家族一人だけ別メニューは準備の負担を増やします。
あとはどれだけズボラでもできるかが勝負です。
食べ初めての印象は
ボリュームがありキャベツの千切りと
鳥の胸肉は食べごたえがあり
簡単に呑み込めないため
しっかり噛むことが必要になります。
噛む習慣は満腹中枢を刺激するので効果的です。
お昼に食べると夕方ぐらいに少しおなかが減ります。
その際はナッツがいいと言われ
食べましたがナッツ好きには
ナッツの食感が癖になって
大量食いになります。
そのためガムを噛むのが効果的と思います。
キシリトールの一個は2.8kcalと言われています
ただ調べるとキシリトール入りガムは食べ過ぎると
おなかがゆるくなるため気をつけないといけないかもしれません。
今後も準備を始めて、流れを作って実際の減量を始める予定です。
ぜひこの情報が変形性膝関節症の方で
ひざ痛に悩まれている方の有益な情報になればうれしいです。
なにかあればコメントください。
良くなっていないが、実は良くなっている? 令和4年2月20日
当院にひざ痛で来られている小平市在住60代女性で
軽度認知症を併発している方が来ています。
最初のころは表情がこわばって、うつろな感じで来院され、
同じことを何度も聞いてくるなど
認知症の特徴がみられました。
またひざの痛みもあって外出機会も減っており
ご家族に介護保険を申請し
短時間のデイサービスでの運動を勧めました。
しかしデイサービスに行きたくないということで介護保険すら申請はしていません。
毎回通院で来るたびに変わらず「痛い」という訴えが聞かれました。
毎回付き添いでご主人さまが来られ、
ひざのことについて質問やどのように今後すすめたらいいか聞かれていました。
ただ毎回話しを聞いていくと
以前は早朝に足が攣(つ)って痛みの訴えがありましたが
いまは起ることなく経過し、
外出頻度も増えていきました。
息子様や実の妹さまが外出機会を増やすきっかけを
作ってくれたことも影響しています
先日、以前通院している内科の定期受診に病院へ行き、
その方がいつもの流れで
ひざの痛みを訴えたところ
同病院の整形外科医師を紹介されました。
近くのクリニックには受診していたようですが、
勧めをうけてMRI撮影を予定しています。
しかしご家族はこの流れだと手術の方向に勧められると考え
どのようにしたらいいか悩んでいました
しかしほぼ家族全員一致で手術はしないほうがいいという方向になっていました。
私も個人的には認知面などを考慮するとしないほうがいいと考えました。
ご本人さまに聞くと
手術はしたくないとの意見が聞かれました。
痛みの具合についても
外出後の痛みは強く残存することなく経過しており
ご本人さまに聞いても、「ひどい痛みではない」と言っておられました。
いままでの経験上痛みの訴えについては慎重に聴かないとわからないことがあります
「痛い」が癖になっている方がいるからです。
経過をみて思うのは足の攣(つ)りが減っている。
外出頻度が以前より増えている
外出後痛みの増悪はない
最近、当院でしているインスタグラムでの
昼の運動を自ら参加するようになっているなど、
ご本人さまの訴えだけでは治っていないという話しになってしまいますが
実は少しずつ変化が出ていました。
特にこの方は少しずつ表情が明るくなっており
認知面の低下が予防出来ている印象があります。
軽度認知症は運動で良くなると根拠も出ています。
そのため私はいい感触をもっています。
訴えと変化度など傾聴しなければわからないことが多いです。
ひざの痛みを家族が聞くとどうしたらいいかわからなくなります。
きっと不安になります。
しかし整形外科クリニックや病院の診療では
うまく話しを聞いてもらえなかったり、
うまく話せない方も多く身受けられます。
特にこのような方については傾聴が大事と思っています。
もしご家族でひざ痛があり、また認知症などが有る方は
傾聴とともに日々の生活の変化などを見守ってください。
またご不明な点があればご連絡ください。
日常生活ではしゃがみ込みが多い! 令和4年2月19日
多くの方がしゃがみ込み姿勢をする機会がります。
例えば荷物運びのある業務の方や
お子様と目線を同じする保育士の方
床に寝る際など様々にあります。
ひざ痛のある方は
このような動作をするとひざに負担がきて
さらに痛みを助長させてしまうため
極力曲げないようにして
身体のバランスを保ちます。
これがきっかけでぎっくり腰を起こす方もいます。
またひざの曲げの可動域制限などがあると
関節内の遊びが少なくなって、
ひざ関節内の組織にダメージを与えていくことが予想されます。
ひざ痛をお持ちで
しゃがみ込みが必要な方が行うこととしては
まずは踵とお尻がつくような可動域が大事になります。
次に背骨の柔軟性です。
これはしゃがみ込みをしていく際
背骨が丸くなっていると重心が後方にあり
お尻から尻餅をつくように転倒してしまうためです。
ひざの曲げに制限がある方は、
まず可動域を無理しない範囲で可能にすること、
次に椅子に座って猫背になったり、
おへそを前に出したりして背骨の柔軟性を促してみてください。
この情報でしゃがみ込み姿勢が
少しでも出来るようになればうれしいです。
また内容が理解できない方はコメントなど頂けると
詳しく説明させていただきます。
起立運動にもコツがある! 令和4年2月18日
昨日訪問で国分寺市の方に行ってきました。
ひざ痛はだいぶ落ち着き、
以前までは動けなくなることに恐怖を覚えていた方です。
前回この方に起立運動をお伝えしました。
翌日痛みが出たと連絡がありましたが
持続性の痛みでなければ続けてほしいと伝えました。
訪問に行くとその場で起立を見せていただき
手での支えがないと立てなかったのが
軽い支えで出来るようになっていました。
本当に喜んでくれてうれしい限りでした。
この方は医師からも同様に立つ練習を指導を受けましたが
そのときは痛みが増悪し中止することになったということでした。
では今回なにが違ったかというと
コツが大事なんです。
まずは座面を高く設定しました。
これはひざへの負担を減らしながら簡単に立てることです。
さらにおへそを前にだして、
さらに身体を前に傾けることです。
この状態で実施してもらいうまく出来るようになっていました。
この方は外出出来なくなっていた理由としては
トイレへ行き立てなくなっているということでした。
私も臨床経験上このような訴えは
初めてでした。
ひざ痛にインソールは効果があるのか? 令和4年2月17日
インソールについて一時勉強をさせていただきました。
とても難しく挫折してはまた再開を繰り返してきました。
インソールの使い方について私が病院、在宅などを経験してきて
難しかったことについてお話します。
インソールは中敷きとも呼ばれています。
市販でも100金から2万円もする高額なものまで色々あります。
そもそもなんでひざ痛の方にインソールがいいかと言うと
土踏まずがなくなっていると足の衝撃吸収作用が低下してしまうからです。
土踏まずは足の内側にある少し床から離れている部位です。
それを持ち上げる意味でインソールがあると思ってください。
(簡単に説明しましたが、色々なタイプもあります)
土踏まずがなくなると衝撃吸収がなくなるほかに
外反母趾も悪化する可能性があります。
(足の拇(おやゆび)が隣の指の上に来る状態)
そのためにインソールを使うのですが
スポーツや働き盛りのサラリーマンにはオーダーメイドのものは
とてもいいと思います。
しかしひざ痛が悪い方は60代から80代と仕事をリタイヤしている方も多いです。
そうなると活動拠点が家であると、
そもそも靴を履かない可能性があります。
そうなるとインソールでの調整が難しくなると思います。
そのためインソールについては
生活歴も考慮しないといけないということです。
私はインソールを勧める際は、
安価なものから試すことをお勧めします。
また家での生活が多い方については
靴下型のインソールパットを勧めています。
安価でスリッパも併用できるからです。
ひざ痛にインソールは効果があると思いますが
ご自身の生活歴などを考慮して
どのタイプがいいのか検討されるといいと思います。
またご不明な点があればご連絡いただけると幸いです。
軟骨再生はあるのか? 令和4年2月16日
ひざ軟骨のすり減りは回復するという報告が2件あります。
1つ目は変形性膝関節症によって対応する
高位脛骨骨切り術を行うことです。
これは医師の手術によって骨を一部切り取って
O脚からX脚にさせることで
ひざの内側へのストレスを無くす手術です。
2つ目は椅子に座って足に力をいれず
バタバタ動かすことです。
これはとても簡単な方法で誰でも出来ます。
しかし私はこれ以外にも可能ではないかと考えています。
それは全身の柔軟性を促すことです。
以前からもお伝えしていますが
身体には本来衝撃吸収作用があります。
それは脊骨や股関節、足部などです。
それらを柔軟にして
あとは軽いウォーキングを行うことではないかと思います。
以前整形外科クリニックで勤務していたころ
60代の仕事をリタイヤした女性を診させていただきました。
その方は前担当者の引継ぎで担当した方でした。
当初あった痛みはなくなっているものの
まだ完全に痛みはとれていませんでした。
介入した際、
私が足首を動かす運動を促すと
ひざの動揺性を感じました。
(これは私が経験上身につけた評価法で、
ひざが悪い方はこのようの動きを促すと
ひざの動揺性を感じ、不安定感を感じます)
介入するようになり痛みはほぼなくなり、
その後その方は毎日一万歩を歩くようになり
この動揺性が消えていきました。
経験上この動揺性が治るのを感じたには初めてです。
つまり徒手的な介入とご本人さまの運動が効果を生み、
組織回復に至ったと考えています。
これはあくまでも私見のため
根拠はないですが事実起こった現象です。
その方からも「先生のおかげで本当によくなった」と
言ってもらいました。
軟骨再生も大事ですが、
身体に備わっている機能を回復させて
さらに適度な運動を行えば
ダメージをうけた組織は回復させる可能性があるかもしれません。
安静にすることも大事ですが
負担を減らせる身体を作り実施してみるのも一つかもしれません。
ぎっくり腰になったら、なにする? 令和4年2月15日
本日月に一度訪問に伺っている西東京市の方より
朝連絡があり、
息子様がぎっくり腰になったのでみてほしいとありました。
ぎっくり腰については
整形外科クリニック時代に何症例か診てきました。
ぎっくり腰は医療用語ではなく俗語で
医療用語では急性腰痛と言われています。
しかし急性腰痛は幅が広く、脊椎の圧迫骨折もその中に入っています
そのため一般的に言われているぎっくり腰は
仙腸関節障害が多いと言われています。
仙腸関節は骨盤のなかにある一部で左右の腸骨が仙骨を挟み込んで
骨盤を形成しています。
その仙腸関節の微細な不適合がぎっくり腰を起こしています。
以前整形外科クリニックで他のスタッフが
仙腸関節に対してアプローチしたところ
即座に痛みが消失しました。
しかしどの方も即座に痛みの消失するわけではなく、
一週間から2週間程度痛みが残存する方がいます。
(痛みの程度は落ち着きますが)
たぶん仙腸関節あたりについている靭帯を痛め、
炎症が起きたのだと私は思っています。
ではぎっくり腰になったらなにをするかについて
お伝えします。
うつ伏せで身体を反らすことが効果的です。
これはマッケンジー法という考えがあります。
このマッケンジー法は急性腰痛に効果的という根拠が示されています。
ぎっくり腰になったときうつ伏せになって身体を反らすのです。
ここからは私の体験をお話しします。
私も数年前に3回ほどぎっくり腰になりました。
その内一回は腰が少し痛かったのでバランスボールにうつ伏せで乗り
リラックスをしていたら息が出来ないほど動けなくなりました。
その後が逆の動きを行い、翌日は通常勤務が出来ました。
次の2回は徐々に痛みがひどくなり
立ち上がると腰が抜けるような感じになりました。
そのときはうつ伏せになりながら痛みの緩和を待って
湿布をはり、さらに座るより立つ時間を多くしました。
また仕事は休まず、骨盤ベルトを巻いて
さらに体幹部も固定し経過をみました。
極力座る時間を減らすように心がけます。
3日程度で痛みは落ち着いています。
これはあくまでも私見のため根拠などはありませんが
私はこれを勧めます。
しかしぎっくり腰になったら
まずがうつ伏せになって身体を反らすようにしてください。
また痛みが増悪するようならすぐに中止してください。
手を使った疼痛除去法 令和4年2月14日
当たり前ですが、私はレントゲンや薬、湿布、注射、手術などはできません。
しかし長年の経験と技術研鑽もあって
すべて手で行う検査方法で痛みの判別を行い、
さらに痛みが起こっている問題に対して
直接アプローチを行い痛みの軽減、消失をさせて
痛みの鑑別を行えます。
当院にはひざの痛みでお困りの方が多くきます。
それもステロイドという強い薬を使っても効果がなかった方たちです。
人の身体は不思議ですが、
すべてにおいてつながりがあります。
その関係性を理解しないで
痛みの起こっている場所だけ診ても
効果ないと思っています。
そんなときに疼痛除去を行う徒手療法(としゅりょうほう)は
薬のような副作用を起こさず
痛みの回復へ導くことができます。
ぜひ整形外科へ行っても痛みが変わらない方は
当院をご利用ください。
痛みが落ち着き、便秘が解消された! 令和4年2月13日
本日国立市より来らているひざ痛お悩みの60代女性より
ひざの痛みがなくなり、
痛み止めを飲まなくなって
便秘が解消されているという話がありました。
よくなっているという話を聞くのは本当にうれしい限りです。
痛みが起こると交感神経優位になります。
さらにこのような状態が続くと
腸の動きが悪くなり、
便秘になります。
(痛み止めの副作用についての影響もあるかもしれませんが、
薬の品名を聞いていないためここでは割愛します。)
しかし痛みが良くなり元気になると気分もすっきりし
副交感神経が活性化され
排便も良好になったのだと考えています。
やはり自然の治癒力を高めることは大事です。
このように表現すると
なんか胡散臭い整体師と思われるたくないのでいいますが、
私は特殊能力はもっていません。
ただ身体の柔軟性を促し痛みをコントロールするために
無理のない施術は実施し、家で簡単な運動をしてもらうだけです。
これは長年の経験で勉強し理論と技術を相互に理解できた結果です。
この方はまた脊柱の側弯症からの
脊柱管狭窄症も発症された方でもありました。
今後はさらに身体の柔軟性を促し、
脊柱の側弯を修正できるよう介入していき、
元気に仕事が出来るように対応していきます。
痛みがある状態での運動は危険! 令和4年2月12日
痛みがあるときに歩くや、
起立などの運動は危険と私は思います!
ひざ痛があると歩くときに
かばってしまうのは当然だと思います。
その状態で身体を動かして良くなるとは思えません。
誰でも痛みがあればそこをかばうのは当たり前の反応です。
しかしその状態無理し続ければ、
いずれどこかほかの場所に痛みを引き起こします。
色々な方を診てきてよく思うのは、
足の痛みをかばって運動し続けると
反対のひざを痛めたり、
また肩こりがひどくなったり
腰を痛めたりと悪循環になることがあります。
まずは痛みをとる方法を考えてください。
私は16年経験の中で簡単な答えを見つけました。
それは痛みがないところからストレッチをするということです。
まずは痛みのないところをストレッチして
徐々に痛みの緩和を図ってみて下さい。
2日から3日程度でなんか痛みが気づいたら
なくなっている可能性があります。
またこの話でご不明な点があればご連絡ください。
大腿骨頸部骨折後にひざ痛を発症! 令和4年2月11日
先日来た両変形性股関節症で全人工骨頭置換術を施行された方が
再来院しました。
前回帰られて、その日は痛みが軽減していましたが
翌日起きてからまた痛みが戻っています。
やはり歩き方が問題になっています。
私は大腿骨頸部骨折術後の方を多くみてきました。
大腿骨頸部骨折術後は両変形性股関節症と似ている手術を行います。
(変形性股関節症では骨盤側も人工物を入れるからで、
大腿骨頸部骨折は折れた骨頭側に人工物を入れのみです。)
回復期病棟時代よくあったのが怪我した側への
足に体重が載せることが出来ず、
問題のない足に体重をかけるあまり
徐々に問題のない足のひざに負担をかけて
痛みを起こします。
そのためこのような方に対しては、
身体の左右のバランスを整え、
さらに怪我した側の足に体重を載せても
痛みがないことを患者様に気づいてもらいます。
それは寝た状態でセラピストの足に足底を当てて
痛みのない感覚を理解してもらうことです。
これが理解出来たら、
今度は座った状態で怪我した側に同様に体重をかけても
痛みがないことを、さらに理解してもらいます。
次に立位での怪我した側に体重を載せる動作です。
ここまできて痛みがないことを理解できたら
あとは立ち上がりや歩行練習が大事になります。
この両人工骨頭股関節置換術の方もこのような形で
痛みの軽減を図っていきます。
この方は帰るときには痛みが軽減し
さらに歩き方について理解してもらいました。
ひざ痛でお困りの方ももしかしたら、
股関節の影響を受けているかもしれません。
一度ご自身の股関節についても着してみてください。
ひざを曲げるのに大腿四頭筋が邪魔をしている? 令和4年2月10 日
ひざを曲げるときお尻と踵がつかなくなると
ひざの痛みの原因になります。
ひざ関節は曲げ伸ばしだけでなく、
伸ばす時外へ捻じる動きと
曲げていくときに内側に捻じる動きが起きます。
これが筋肉の柔軟性の低下によりバランスが不良になって
曲がらなくなることにつながります。
本日当院に来られた方たちで
ひざを曲げて踵とお尻がつくぎりぎりで痛みを訴えた方がいました。
その方々に大腿四頭筋のストレッチを実施したところ、
可動域の改善と痛みの減少がありました。
ひざの曲げの可動域制限についてはいろいろあります。
しかし大腿四頭筋の柔軟性低下も可動域制限の要因になるため
本日はそれについてお伝えしました。
ただ大腿四頭筋のストレッチをして痛みが増悪するようあれば即中止してください。
また不明な点があれば教えてください。
人工股関節置換術後がひざ痛を起こす? 令和4年2月9日
先日新規で来られた国立市在住の60代男性、
数か月前よりひざ内側下の痛みが出現し
整形外科クリニックへ受診し関節内に水が溜まり
注射で抜きましたが痛みが変わらず、
その一週間後杖をついて当院に来ています。
痛みが強い印象でした。
この方は2年前に変形性股関節症で
両人工股関節置換術を施行されています。
当初の問題点は左体幹の硬さと股関節柔軟性低下による
鵞足炎(がそくえん)と思いました。
体重をかけない状態では痛みがとれましたが
歩いてもらうと痛みは残存、
今度は杖なしで歩いてもらうと
人工股関節置換術の影響で左足で立ったときに
身体を左側へ倒すようにしていました。
これが一番の原因と考え
今度は股関節周囲の安定性を促す目的で
股関節の外旋筋群の強化を行いました。
その後、痛みの緩和が認められ
体幹の柔軟性低下に対するストレッチと
股関節周囲の筋力トレーニングをお伝えし帰られています。
その後痛みは軽減傾向になっています。
ひざの痛みを引き起こしていたのは
鵞足炎でしたが、
本当の問題は股関節周囲の不安定性でした。
痛みがいくらひざにあっても
問題がひざでなければ
いくら注射を打ってのよくならないのは
このようなケースの特徴かもしれません。
一日5食の減量(ダイエット)がいい? 令和4年2月8日
昨日は変形性膝関節症の方のダイエットについて書きました。
本日は実際にどのような食事メニューがいいかについて書きます。
一日5食ダイエットについてです。
これは空腹時間を減らすことで、
多く食事をとらないことがポイントになります。
朝はりんごなどの果物半分と白湯や水です。
次に間食としておにぎりと低糖質なゆでたまごやささみ肉。
昼はご飯と副菜である魚や肉と野菜、
お味噌汁などでしっかりと栄養を取ります。
二回目の間食はナッツ類やドライフルーツと
豆乳飲料やヨーグルト。
夕食はご飯を半膳とお味噌汁、
肉や魚料理、野菜です。
これらは糖質を減らしながらタンパク質を摂取して
空腹感による過剰摂取をさけることを目的にしています。
また空腹感がある場合には
ガムを一粒かんでいるだけでも
咀嚼により満腹中枢が刺激になり
効果があると思います。
またこれにひざ痛がある方の
運動メニューを導入していきます。
ただ実際にやって効果があるのか
なにが問題なのか試していかないと
人に説明するのは難しいため
実際に試して経過を報告していきます。
いまその目的のためにスマートウォッチや
体重計を購入して準備中しています。
今後試してご報告させていただきます。
変形性膝関節症の方の減量について 令和4年2月7日
変形性膝関節症の方は治療には減量は
欠かせない課題です。
これは体重が減少することで
ひざへの負担が減るからです。
しかし課題があります。
それはどうやって?
どのように?
などの方法が難しいです。。
あまたにダイエット方法はいっぱいあり、
「一日2食がいい」
「5食がいい」など
どのようにするのか考えてしまいます。
言うのは簡単!
やるのは自分です。
ではここからは私も勉強をして
考えたことについてお伝えしていきます。
減量方法については、
一番大事なのは
筋量を増やして基礎代謝を高めることです。
筋量を増やして基礎代謝を高めるとなにがいいかと言うと
痩せやすい身体を作ることが出来るからです。
また無理な減量で体重を痩せると筋量を減らして
基礎代謝を下げて太りやすい状態になります。
そのため減量だけで考えず運動方法も大事ということです。
私が考える減量方法は
筋力強化をしながら一日5食がいいかと考えています。
ではどんな筋力トレーニング?
どんな食べ物がいいかについては
現在自分でも食べて、
また無理なく行るものを模索しています。
減量については今後も随時報告していきます。
早く身体を治せば回復は早い! 令和4年2月6日
昨日当院に来られた国立市在住の40代男性です。
二回目の来院でしたが痛みがほぼなくなり、
違和感がある程度でした。
評価しても初回に強くあった膝蓋下脂肪体の痛みもなくなっており、
元気に回復し、
以前まで仕事に行くとき、
15分かけて歩いた駅まで通勤していましたが
体重をかけるたびにひざへの負担が強くつらかったのが
以前のように踏み込んで歩けるようになっていると話してくれました。
またストレッチでこれだけ良くなるのは不思議とも言っていました。
確かにひざの痛みなのに
ひざ以外の場所をストレッチしているのは
不思議なことと思います。
しかしよく考えればすぐに理解できるはずです。
例えば痛みが左足に出たら、
かばって歩きますよね。
さらに右足には余計な力が入ります。
今度は腰にも負担がかかり
なぜか肩こりがでるなど
色々な連鎖が起こることがあるはずです。
最初にでたのは確かに左足の痛みかもしれませんが
色々な場所に影響を及ぼし、
そこから抜け出せない方が多くいます。
この状態が長期化すれば筋肉や靭帯などの組織に
ダメージを与えて最終的には
その組織の治癒は難しい状態になっていきます。
この40代男性の方は整形外科へ行かず
即当院を選んでいただき組織ダメージを進行する前に
対応したの軽症で済んでいます。
長引いて治療を続けて効果がみられないときには
やはり治療方針を見直すことも大事になります。
もしひざ痛でお悩みの方は一度ご相談ください。
歩行のカタチをつくるのは正解、不正解? 令和4年2月5日
よく当院に来られる方に歩き方についてご質問されます。
それは「意識して歩いたほうがいいですか?」と
一般的には痛みがなくなれば
歩き方は意識しなくても変わっていきます。
逆に意識しすぎるとかえってぎこちなくなり
うまく歩けなくなったり、
他の場所に痛みを出すことがあったりします。
そのため一般的には「歩行は意識しないでいいですよ」と
お伝えしています。
しかし先日ご来店された方は、
ひざの痛みが2か月前より起こったにも関わらず
ひざを伸ばすことが出来なくなっていました。
この方は仰向けになって膝を伸ばすと特に制限なく
伸びているのになぜか、力をいれて伸ばそうとすると
ひざの伸びがでないという状態でした。
この方には、しっかり踵がついたら
ひざを「しっかり伸ばすようにしてください」と
お伝えしました。
ひざが伸びない状態で歩いていると、
さらに痛みを引き起こす恐れもあり、
またひざのお皿の裏でこすれ、
変形を引き起こす可能性もあります。
そのため時と場合によっては意識して治してもらうこともあります。
まとめるとどちらも正解です。
ただ私の考えでは意識はさせないで
無意識化に歩行はするのが正解だと思うので
極力意識はさせないで行ってもらいます。
イヤな身体の硬さをもつひざ痛 令和4年2月4日
当院に来られる方で介入していると
ひざ痛を軽減させることが出来ても、
再発するのではと思ってしまうイヤな身体の硬さを持っている人がいます。
以前からも書いていますが
それが脊柱管狭窄症を持っているのではと疑う方です。
過去この診断を受けている方の私が介入したときの特徴としては
1仰向けに寝て両手を組んで片側に倒した際
倒した側の反対の骨盤を固定すると身体が伸びない。
2横向きになり背骨を後ろから押して関節の動きを促すと
全く柔軟性を感じない。
3腰の部位が反っておらず(腰椎前弯)それ以上動きが出ない。
これらがすべて共通するとかなり高度の脊柱管狭窄症が強く、
歩行器歩行や杖レベルになっている方でした。
これはあくまでも私の見解です。
脊柱管狭窄症は国内では約350万人以上おり、
60代では20人に一人、
70代では10人に一人と言われ、
50代以上で腰痛や足の症状(しびれや痛み)の
最大の原因になっていると言われています。
ひざ痛と背骨は関係があると以前よりお伝えしていますが
このイヤな身体の特徴を持つ人が、
少しでもひざ痛を軽減するためには
身体の反りや回旋を意識した運動を
積極的に実施することが大事と思っています。
またデスクワークや長時間の運転などされる方は
30分以上同一姿勢にならないように注意することも大事です。
私が感じたこの症状をもつ方の特徴の3で伝えた状態は
悪化するとひざはO脚になっていきます。
さらにO脚が高度になれば変形へと進みます。
背骨を大事にいたわる為にも安静ではなく、
体幹の柔軟性を意識した運動を実施してみてください。
半月板の逸脱による痛み 令和4年2月2日
本日ひざ痛をもつ40代男性が来院しました。
飲食業をしており、
現在蔓延防止により休業中とのことでした。
痛みはひざの内側下あたりにあり、
一年半前からあった痛みは休業もあって一時期よりは
痛みは減少している状態とのことでした。
検査すると
ひざ曲げの最終と
ひざの内側側副靭帯にストレステストを行うと
痛みの誘発があり、
また足首の柔軟性低下もありました。
最終的に痛みの原因は内側半月板の亜脱臼と推測しました。
半月板は内側と外側にあり、
外側は膝の曲げ伸ばしで移動しますが
内側は移動性が少なく、
ひざの遊びがなくなった結果
内側半月板が内側に飛び出て(少ない量ですが)
滑膜を刺激した結果、
内側側副靭帯のストレステストで痛みを出したと考えました。
そのため身体の調整を行い
バランスの良い身体を作り、筋トレを軽く行ったあと
ひざの内側側副靭帯のストレステストで痛みはなくなりました。
内側側副靭帯損傷との鑑別が必要になると改めて
考えさせられました。
半月板のひっかかり症状 令和4年2月2日
16年の現場経験を積んできましたが、
ひざ関節痛を主にみるようになって一年が経ちます。
その中で半月板損傷によるひっかかり症状(キャッチング)の方が
来ると難しいと感じていました。
臨床経験豊富な理学療法士の方より
半月板損傷によるひっかかり症状は手術適応の
可能性があると聞いたこともあります。
最近この症状を持つ2名の方をみています。
一人は小中学生のときに半月板損傷を受傷し、
手術歴のある変形性膝関節症を呈した30代男性。
もう一人は1年半前より変形性膝関節症が悪化し
外出が出来なくなっている60代女性です。
二人ともこのひっかかり症状を持っていました。
しかし介入から徐々にひっかかり症状が減少しています。
そもそもなぜひっかかり症状がでるのか
ここからは私の見解です。
そもそもひざが動くためには膝関節内での遊びが必要です。
そのため曲げる、伸ばすもしっかりできていることが条件になります。
しかし年齢が経つと、この遊びがなくなり
半月板のある一転に負担がかかり、
それが損傷を繰り返した結果、
半月板のひっかかり症状を引き起こしていると考えています。
そのため身体の柔軟性が向上し、
ひざ関節の遊びが出てくると半月板への一転負荷が減り、
ひっかかり症状が減少すると考えています。
本日も30代男性を見ましたが、
ひっかかりは減っていました。
最近この2名の方からも症状は減っていますと
うれしい報告を受けています。
全身をとらえた介入方法はひっかかり症状を
減少させると実感しています。
股関節のつまり感がひざ痛に影響を及ぼす? 令和4年2月1日
昨日府中市から来られた方50代男性の方です。
股関節の可動性がひざの痛みの原因かもしれないと伝えると
「股関節は硬いんだよね~」って言われました。
実際硬さが著明でひざの痛みの問題と思われました。
しかし私が特に動かして問題と思うのは
関節の動きやつまり感です
つまり感は特に最終可動域においてひっかりのような症状です。
これが介入するなかで脊柱や腰椎の動きを促すと
このつまり感が減少するのです。
そのため股関節のつまり感をみるなかで
脊柱との関係を評価しています。
股関節の柔軟性はとても重要になります。
以前テレビCMでイチロー選手が四股を踏みながら
身体を捻る動作を実施していました。
これは腰痛予防にもなり股関節の可動域改善に有効です。
みなさんも仕事の合間に実施していただけるとひざ痛予防にも
効果的です。
試してみてください。
側弯症もひざに影響している? 令和4年1月30日
先日国立市より来られた60代女性の方です。
2年前より脊柱管狭窄症があり、
そこから徐々に左ひざの痛みを出たした方です。
幼少期より側弯症があったと問診で話しがありました。
評価させていただくと確かに側弯があり、
また1㎝程度の脚長差もみられました。
過去このような方を多く診来てました。
胸郭のゆがみを修正させる方法が有効な印象があります。
側弯症は背骨の3次元的な変異によって起こります。
そのまま放置すればそのままですが、
しっかり治そうとすると治ると思っています。
しかし年齢が経っていれば、
それが脊柱にも影響を
及ぼしいずれ痛みやしびれを引きおこします。
この方の場合、左脊柱の影響が股関節の動きの悪さを引き起こし
さらにひざの痛みの影響を起こしていました
そのため体幹、左股関節を中心とした介入で痛みは軽減し、
痛みを10段階で評価
(最大の痛みを10として痛みがなくなるのを0とした評価)
したとき3まで低下しました。
今後の治療としては、側弯症による影響を
取り除いていくことが大事に思っています。
改めて側弯症もひざ痛に影響することを実感しました。
ひざが痛い時に行える効果的な運動 令和4年1月30日
ひざが痛いとなんとかしたいと思う方は多いと思います。
若い時のイメージで1週間ぐらいしたら痛みがなくなると
思っていたら気づけば半年経ち、
一年が過ぎなど当院に来られる方がこのようなことを訴えます。
私も自分の39歳の時に職場の運動会で短距離走に出たら
つい昔の気分で真剣に走ったら足がついていかず
転倒し、鎖骨の靭帯断裂を起こしてしまいました。
40代以降になると突然原因もなくひざ痛を起こす方が多く
そこから抜け出すことが出来ず困っている方が多いです。
また若い時のイメージでジョギングを行い、
さらに悪化してしまう方も見かけます。
ではひざが痛くなっているときにどのような運動がいいか紹介します。
あまり多いと続かないことが多いので2つ紹介します。
ただこれはひざの内側に痛みがある方用のものです。
では一つ目です。立って膝の間にボールを入れてつぶす運動です。
これは股関節の内側の筋力(股関節内転筋群)を強化するとともに
ひざを伸ばすことによって大腿四頭筋の内側広筋を強化する運動になります。
またこのときおへそを前にだして、
お尻の穴を閉めるようにすると体幹下部やお尻の筋肉も同時に鍛えることができます。
力を入れる際は息を吐きながら行うと過度の血圧上昇を防ぐことが出来ます。
朝晩1回5秒を15回実施するといいと思います。
2つ目はボールをひざ間にいれて立ち座りを行うことです。
これはスクワットでもいいです。
この時は座面の高さを雑誌など重ねてを高くすると
ひざの負担が減り回数が実施できます。
またスクワットでもひざの痛みがでる手前での
軽いスクワットでも結構です。
意識するのはひざを曲げて身体を伸ばす際
ふとももとお尻の筋肉を意識してください。
これも朝晩痛みの状態を見ながら15回を1セットにして2回が実施してみてください。
立ち座りやスクワット動作は
歩行障害がある方に実施したところ
6割歩行障害の改善につながったというデータも出ています。
この二つが痛みの増悪なく出来る運動なので試してみてください。
ただひざが腫れて熱感があり、また水が溜まっているときは
実施せず必ず医療機関の診察も必要です。
注意してください。
ひざの外側の痛み 令和4年1月29日
先日、紹介で青梅市在住の70代男性が来られました。
一週間ほど前から突然大腿からひざの外側にかけて痛みが出て
階段が上がるのがつらいという訴えでした。
この方はこれまで特に大きい病気もせずきて
突然でた痛みを苦慮して、以前山登りで使っていた杖を使っていました。
評価していくと股関節の動きが悪く(一般の方がみたら問題ない程度です)
腰椎も関係していると思いました。
そのため腰椎と股関節の動きを促したことで
痛みが半分以下まで低下しました。
痛みのコントロール方法をお伝えし、
翌週来てもらった際に、施行した日は痛みはよかったが
自主トレ(大腿外側ストレッチ、四股踏み腰椎回旋運動)
を実施すると痛みが増したという話が聞かれ
四股踏みメニューに変更し、
腰椎は徒手的介入のみに切り替えました。
その後痛みがなくなり
元の生活に戻ることが出来ています。
この方の場合、大腿からひざの外側の痛みでしたが
たまにひざの外側の痛みで来られる方もおり
改めて股関節、腰椎の影響を考えさせていただきました。
ひざの外側の痛みと聞くとランナーズニー(腸脛靭帯炎)を疑います。
当院には一例の女性が来ていましたが、現在ランナーズニーの痛みは出ていません。
それは大腿外側のストレッチを指導したためです。
しかしこの方のように膝の外側(下腿外側の痛み)に痛みがでたケースでは
単純にストレッチでは良くならず
腰、股関節に焦点を当てて考えると痛み改善につながると改めて感じました。
無事10日間の外出自粛を行い元気に再開 令和4年1月28日
6歳になる子供の保育園でコロナ感染が起こり、
10日間自宅での生活を家族で過ごしました。
無事家族全員、発熱することなく元気に過ごすことが出来ました。
最初は10日間、営業出来ないことで悩みましたが来店してくれた方に
感染させたらと思い割り切れました。
自宅自粛をスタートし、今できることをしようと考え、
youtubeへの動画作成などに力を入れ
普段できないことをやるいい時間になりました。
現状、東京は来週2万人を超える予想になっています。
またいつ同じ事が起きないかを考え
実家から布団一式をもらってきました。
また子どもが濃厚接触になったら、独り事務所で寝泊まりをし感染対策をし、
寝る時もマスクをつけるなどしていく準備を始めています。
前職時代もインフルエンザになると6日間の出勤停止になり、
子どもが熱を出したとき使える有給を消化しないためにも、
少し具合が悪くなったらすぐに受診をし、タミフルをもらい予防するなど
妻との連携をとりながら実施してきたため、
過去インフルエンザにかかることなく過ごしていきました。
更にうつらない、うつさないの医療時代からの精神も生かして
感染予防対策を徹底していきます。
ひざ痛に自律神経が関与している?
令和4年1月25日以前に参加した研修会で
講師の方が関節痛と自律神経が関係があると話していました。
また自律神経は生命予後にも左右するとも話していました。
数年前、大阪のがんセンターでがん患者さまにお笑いの寄席をみせて
どのような経過をたどるのかみる研究がされています。
それはお笑いをみせることで副交感神経を活性化させて
がんの進行を抑えるということらしいです。
自律神経は交感神経と副交感神経があり
この二つの天秤がバランスよく釣り合うことが大事なんです。
ひざ関節痛と交感神経とは関係があります。
関節痛を強く感じている方は交感神経優位になりやすいという状態になってます。
気圧が変化すると、
耳のなかにある感覚センサーが交感神経を刺激するからです。
その当時聞いた講師の先生がそんなときはどうするのかと
ご自身の見解を言っていました。
「そのようなときは、健康ランドに行って身体を休めるのが一番!」
なんか技術とは関係のない話でしたがとても共感できる話でした。
痛みが強いときに温泉に行って
痛みがとれるのはこのような機序もあるからかもしれません。
ただ温泉などにいけない方もいると思います。
私は電気を消して
目を閉じた状態で
ゆっくりとした呼吸をすることをお勧めします。
交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えは呼吸だからです。
まずはゆっくりとした呼吸で息を
ゆっくり吐くことを意識して行ってください。
これは誰でも簡単ですので試してみて下さい。
成長痛って本当になんなんでしょうか!
令和4年1月25日10歳から16歳ぐらいでひざの痛みを起こす成長痛はオスグッドシュラッター病です。
ひざのお皿の下にある突起部分に、張力がかかり痛みを引き起こします。
これは成長に伴い大腿四頭筋の停止部に負担をかけて痛みを起こすと言われています。
しかし人によって差はあるかもしれまんせんが
このような子たちの身体を触ると大半の子が柔軟性の低下を感じます。
またセイバー病(成長痛の一種で踵の痛み)も引き起こしている子もいます。
大抵、このような子たちは整形外科より整骨院に通院しているケースがあります。
私も学生時代に整骨院に行くことが多かったです。
整骨院は整形外科と違い、早く診てくれて少しマッサージもしてくれるから
整形外科のように薬と湿布だけの対応ではないので行きたい気持ちはよくわかります。
また特殊な湿布を使って独特のにおいも好きだったのを思い出します。
(すいません、また脱線しました。)
しかしいまセラピストになって感じるのは
患部のマッサージが中心で根治になるのか不思議に感じることがあります。
確かに患部には筋肉同士の滑りが減って起こす滑走障害も起きているかもしれません。
しかしこれも結果に過ぎず、もっと他に影響を与えている問題があるように思えます。
全身治療を行う整骨院の先生もいるので、
そのような方がみたら不快に思ったら申し訳ないです。
しかしこのような子たちにはどのような治療をしているか聞くと、
大腿四頭筋のストレッチ指導がメインで、
体幹を使った診療が少ないように思えます。
オスグッドシュラッター病では体幹や股関節、足の治療が大事になると思われます。
みなさん、もしお子様が成長痛でお悩みになっていたら、
体幹や股関節、足首をもう一度みて
ストレッチの重要性を見直すことが
痛みを減らし、通院回数を減らすことになると思います。
もしこのようなことでご不明な点があればご連絡ください。
40代以降知らないうちに起きている半月板損傷!
令和4年1月25日当院に来る方で怪我などなく、
ひざ痛(変形性膝関節症)を起こしている方が来ます。
その中には半月板損傷を伴うひざ痛の方もいます。
半月板は40代以降になると知らないうちにダメージを負う組織なんです。
ダメージだけならいいのですが、
半月板症状のなかで
キャッチング(ひざを曲げて伸ばす途中、
ひっかかり伸ばすことができない症状)を
起こしている方がいます。
これを気にしない方はいいですが
かなりの割合でこれを気にするがいます。
特に女性の方です。
話しは戻りますが、
ではなぜ怪我がないのに半月板を痛めると思いますか?
私は身体の衝撃吸収作用が低下したこと、
さらにひざ関節の遊び(可動性)が低下したことが要因で
半月板を痛めると思っています。
襲撃吸収作用はどこが担っていると思いますか?
背骨や足、股関節なんです。
背骨の衝撃吸収作用はは解剖学の教科書にも載っています。
足の土踏まずにも衝撃吸収作用があります。
背骨の柔軟性が低下することで
股関節に変な緊張を起こしている方がいます。
(これは手を使って介入した際、介入前後で痛みの軽減を診て、
私と患者様でよく共感することです。)
この結果、膝関節の曲げ伸ばしの際に起こる
少しの回旋運動が出来づらくなることで
半月板の前後の移動が出来ずダメージを負うのだと思います。
半月板については血行があまりなく
一度損傷すると回復が難しい組織です。
40代以降になると自分の身体をみることなく
家族中心の生活になると思います。
私も同じです。
しかしあなた自身も元気にいることが大切です。
ぜひ全身の柔軟性を意識した運動を行い、
ひざ痛の悪化を防いでいきましょう!
実は私は3度の手術をしています!
令和4年1月23日私は健康的に見えて実は3回手術をしているのです。
そのため20針近くの手術痕が身体にあります。
最初は小学校5年生のときに交通事故にあい、
頭部挫傷を起こし2週間入院しました。
次は20歳のとき半年間の間に、
計5回の反復性肩関節脱臼を経験し
左肩を手術しました。
また38歳のときに職場の運動会の短距離走に出て際、
転倒し肩鎖関節脱臼を起こし
周りについている靭帯を断裂しました。
よく考えるとたくさんの手術をしたなぁと思います。
病院や施設などに行き、さらに自分も手術歴があると
表と裏がよくわかります。
脱線しますが3回の目の手術では、
入院当日隣にいた認知症のおじいさんがたぶん誤嚥性で
夜間急変する場面をみました。
その方は食事中からせき込み、誤嚥を起こす可能性があるとみていました。
夜間なにかおかしいのを感じてナースコールを押して
見に来ていただきましたがそのあと亡くなりました。
話しは戻りますが、
頭部挫傷については怪我のため処置ですが、
反復性肩関節脱臼、肩鎖関節脱臼などの手術については
やってみて感じたのは、やはり人工的に行う手術の限界です。
特に肩関節脱臼をしたところは、
38歳のとき手術をしてもらった医師より
「今後変形性肩関節症になると言われました」
確かに前十字靭帯損傷を行った方が
いずれは変形性膝関節症になると言われています。
これは人工的な手術の限界があるのだと思いました。
やはり39歳のときに左肩を一度五十肩のような症状がありました。
しかし自力で治しています。
またたまに右肩は重いものをもつとズレるのという
違和感もあります。
しかし予防方法などを自分で理解することで
今後の悪化を防いでいきたいと思います。
みなさんも少しの知識でひざ痛が
悪化しないようにすることができると思います。
少しかじった知識ではなく、しっかり勉強することも大事です。
またわからない点は私に聞いてください。
変形性膝関節症も遺伝する?
令和4年1月22日親ががんや脳卒中、心筋梗塞など
子どもに遺伝することは有名な話しです。
変形性膝関節症も遺伝するってご存じですか?
これは変形性膝関節症に限った話しではありません!
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど
整形外科疾患は全般的に遺伝するのです。
よく考えたら当たり前ですよね。
親と顔が似ているのと同じく骨格も似てきます。
妻の実家は兼業農家で義理の父親と
義理の兄、弟は猫背姿勢が似ています。
妻は姿勢を意識しているので、
また椅子での生活もあってかそれはあまり感じません。
猫背は色々な問題をだします。
しかし妻のように意識すると治ると思います。
ご自身の両親が変形性膝関節症で手術などされた方は
早めに日々の生活を見直すことが必要かと思います。
私も顔が似ている母親が頸椎と
腰椎の手術をしているので気をつけています。
気を付けることは日々全身を意識したストレッチを取り入れる、
散歩を行うなどです。
整形外科疾患は難病と違い、
工夫すれば年をとっても影響を出さないと
私は思っています。
日々の生活を注意していきましょう。
私もコロナ禍で自粛生活を送っているためストレッチを
実施するように工夫します。
週5回のインスタグラムでのひざ痛体操
令和4年1月21日昨年10月ごろ来院されている方の
運動習慣をつけてもらうことを目的に
インスタグラムでひざ痛軽減体操を生配信しています。
これは週5回行う昼をメインに、
最近は夕方も行うようになっています。
当初は7月ぐらいに実施していましたが、
誰も来ない日があり
やる意味があるのか考え、
8月で一旦止めてしまいました。
しかし当院に来院されて
ひざ痛で困っている方がおり再開しました。
現在は昼のたった10分程度ですが、
だいたい5人程度は入ってくれるようになっています。
また参加されている方からも
感謝の声をいただけるようになっています。
たまに声が小さいなど指摘されます。
少し恥ずかしがり屋な46歳のおじさんですが
やさしく見守っていただけるとうれしいです。
しかし人が参加してくれるのはやる気に繋がるので
とても有意義な時間になります。
私のひざ痛体操は当院に来られる方には個別用を送っていますが
全般的に効果があると臨床現場で感じたものを中心に行い
また家事や仕事の合間にも出来るものを入れています。
股関節ストレッチ、体幹回旋ストレッチ、足ストレッチ、
下肢の筋力強化で構成されています。
とてもシンプルでその場でできるものを行っています。
またその日に来院された方の痛みの内容や改善度、
最新のひざ関節に関する情報なども
その場でお伝えし飽きないように工夫もしています。
もしよければ参加していただけるとうれしいです。
少しでもひざ痛で困っている方の手助けになれば幸いです。
興味ある方は下のラインからお友達登録していただけると
時間などお伝えできますのでよければ登録してください。
コロナ隔離生活スタート!
令和4年1月20日1月19日(火曜日)16時ごろ妻から電話があり、子供の保育園で
コロナ感染がでたと連絡がありました。
また子供も濃厚接触者に該当し、その家族も10日間の自宅待機になると妻より話がありました。
とうとうこんな日が来たと感じながら何かしようと考え、
まずは明日来院予定の方にキャンセルの連絡をいれないとと思い
連絡を始めました。
現在家族全員発熱なく経過しています。
子どもたちは休みになりなんかうれしそうに過ごしているのをみながら
私はこの10日仕事ができない不安を感じながらも
今できることを考えています。
以前よりYoutubeでひざ痛情報を発信しようと考えていましたが、
日々の業務を言い訳についつい先延ばしにしていました。
そのため本日は朝からYoutube動画を撮っています。
しかし一本の動画に苦戦し、
3時間、何回も失敗を繰り返しやっと一本動画を挙げることができました。
今回の動画は「ひざ痛が起きたらまずあなたがやることという」タイトルで作り、
内容はご自身の状態について知ることや調べることなど
自分ができることについてまとめたものです。
よければ見てください。
また今後も有益な情報をアップしていきます。
しかし昨年末よりオミクロン株が発生し、東京も新規感染者数は1万人を上回り
また大変な日が続きます。
今回もオミクロン株の感染力は強く、空気感染もあるようです。
私も含めてうつらない、うつさないの精神でお互い気を付けていきましょう!
ひざの痛みってなに?
令和4年1月19日私は日々ひざ痛の方に関わっています。
そのため普通の方に比べて当たり前に思っていることがあります。
それはひざ痛の原因がひざではないということです。
ある研究で変形性膝関節症の方に局所麻酔薬を注射し
70%以上の痛みが軽減したを効果あり、
50%以下を効果なしとして2群に分けて
61%の方が効果があったのに対して、
38%は効果がなかったということが分かりました。
つまりひざに問題がなかったということです。
ひざ痛を起こしてヒアルロン酸注射や
ステロイド注射などしても痛みの取れないない方が
この38%に含まれる可能性があるということです。
当院に来られ評価すると確かに、
膝のお皿の下にある脂肪組織に痛みを
感じている方は大勢います。
しかしその大半が神経による痛みや
筋肉による痛みが原因で、
脂肪組織に影響を与えたと推測されます。
ひざの痛みはひざが問題ではなく
他部位が大きく影響していると思っています。
まずはご自身の身体全体を確認してみるといいと思います。
いい感じだよ!の一言がうれしい。
令和4年1月18日最近、2回目以降に来院された方より調子を伺うと
「いい感じだよ」というご意見をいただくとうれしい気持ちになります。
前職であれば同じような反応は多く聞かれ、
ある程度経験も重なって当たり前のようでした。
この一年は、独立し自分の力を試されている期間で
患者様が当院を選んで来てくれたのにいい結果がないのではと
不安なこともありました。
しかしこの一年今の環境がやっとしっくりくるようになり
最近やっと自信をもって対応できるようになってきています。
去年の今ごろ最初の患者さまが来た際、
来店してもらえるうれしさと緊張で吐き気を起こしそうになりました。
しかし16年間理学療法士をやり、
整体師一年生、
最初のころは不安なことも多く自信をなくすこともありましたが
現在はすべてのことを前向きにとらえ進んでいます。
当院来所時は、本当によくなるのか、
あやしいと不安げに来られる方が
帰る際や二度目の来店で笑顔が出ていたり
信頼をしていただける反応があると
本当に新人のころのような気持ちを思い出して働いています。
今日は最近の個人的なことについて書いてみました。
身体の使い方で動きが変わります!
令和4年1月17日しゃがみ込み動作なんですが、膝の可動域に問題ない人でもできないことがあります。
以前整形外科へ勤務している際
草むしりをしていてぎっくり腰を起こした方を担当していました。
もともとこの方はひざの痛みも抱えていた方です。
腰痛もなくなり、ひざ痛もなくなっていましたがしゃがみ込みは出来ないという訴えがありました。
ひざの曲げの可動域を評価してもおしりと踵がつくような状態で
大きい問題はみられませんでした。
そこで座った状態で骨盤の前後傾運動を行いました(座っておへそを前にだす、身体を丸める動き)
するとその直後しゃがみ込みができるようになり
近くにいたスタッフも驚き、少しどや顔をしてしまいました。
しかしこんな自慢をするために書いているのではなく
どうしてしゃがみ込みができるようになったかです。
これは身体の使い方が変化したからです。
背中が丸くなっていると重心が後方にあり、
可動域に問題がなくても尻餅をついてしまうため
深く曲げていくことができないのです。
そのため骨盤運動を行うことで重心が前方にいき
しゃがみ込みができるようになるのです。
単純にひざだけ診ていたらわからないことばかりです。
みなさんも身体の使い方を意識するとできなかったことが出来るようになるかもしれません。
本当にその診断名が痛みの原因なんですか?
令和4年1月16日いままで16年間病院、施設、在宅など
あらゆる環境で働いてきて
不思議に思うことが多くあります。
それは診断名と症状が一致しないことです。
30代ぐらいの方であると病気が一つ程度で
そのようなことは起こりませんが
60代ぐらいになると病名が複数あったりすると
本当にこの症状が診断名から来ているのか
悩むことがあります。
その一つに脊柱管狭窄症があげられます。
この診断名がついている人は痛みやしびれ、
歩行障害、足の麻痺、おしっこ、うんちがでないなどが
あげられます。
しかしこれに糖尿病を併発しているとしびれがでることがあり
悩まされます。
糖尿病によるしびれは手や足にでるのが特徴です。
確かに画像所見では脊柱管狭窄症かもしれませんが
問題が違うことがあります。
私は理学療法士になり、脊柱管狭窄症で手術しなければいけない人が
リハビリを行って手術回避をされた方をみてきました。
近年では脊柱管狭窄症においては画像所見と痛みの関係はないとも
言われています。
またこれらの症状を持っている方は
この症状を思い込まされている方もいます。
そのため診断名に迷わされず
運動をしていくことがひとつの回避方法につながる可能性があります。
(しかし脊柱管狭窄症で足に麻痺や
おしっこ、うんちがでないなどの症状があるときは
手術の選択肢は大事になると私は考えています。)
運動方法などについては人によって違いはありますが
私が挙げているひざ痛運動体操などは
お勧めですので見て行ってください。
またご不明な点があればご質問ください。
変形性膝関節症では、運動がいいと言われています。
でも、運動だったらなんでもいいと言い訳ではないんです。
逆にやってはいけない運動について最初にお伝えします。
それは、ジョギングやマラソンなどひざに大きな負担がかかる運動です。
平地歩行を行う際、ひざには体重の3倍、
階段昇降では体重の7倍の負担がかかると言われています。
それがジョギングなど激しい運動ではひざを酷使して
痛みを増悪させてしまいます。
変形性膝関節症には、一般的に膝を伸ばす大腿四頭筋の筋力強化が勧められています。
しかしこれで良くなっているのは一部で当院に来られている方は
良くならないと言っています。
では何がいいのかお伝えします。
それは、全身を中心としたストレッチが効果的です。
まずはひざの曲げ伸ばしせずに
座った状態で身体をねじる運動や、
大腿の外側や内側を伸ばす運動です。
このサイト内にひざ痛の運動方法を載せていますので
そちらもご覧ください。
ひざが痛いときは、ストレッチから開始しましょう。
当院を利用している方より
このYoutube動画について意見をほしいと言われました。
この動画「巽一郎の治療方針」というタイトルで
一宮西病院整形外科病院の部長で
人工膝関節センターの医師の講演動画です。
このような専門家について物申すつもりはありません。
この動画の中で、スキーをしたいという希望があった
患者さんがご紹介されていました。
この方はひざの痛みが強く手術を希望されており、
手術後スキーは危険と判断した医師は
当初は念書を書いて手術後はスキーはしないと約束させるのですが
その後はその患者さんは勝手にスキーをしてしまいます。
さらに患者さんはスキーを撮った動画を先生にみせます。
それは楽しそうにしている姿です。
この医師も腹をくくり最後までこの患者さんと付き合う決意をするのです。
案の定、学会では専門家に反論されたそうです。
当院に来られる方にもテニスがしたい、
山に登りたい、
ゴルフをしたという希望が聞かれます。
私も、このような思いを叶えたいと思って
一昨年開業しました。
このような思いの整形外科の医師がいると
なぜかうれしい気持ちになります。
安全に転ばず骨折させないために
家でおとなしくしているより
好きなことを続けていくことのほうが大事です。
痛みを起こさない方法、
管理する方法などご自身が理解すれば
私は、痛みなく生活できると考えています。
好きなことが出来なくなると
気力がなくなります。
少しでも楽しみがあることが健康寿命延命とも考えています。
そのためにも今後好きなことが続けていけるよう
ひざ痛でお困りの方をサポートしていきます。
当院に来られている方で、府中市在住80代女性で
O脚変形が強い人がいます。
変形性膝関節症になって20年経って
整形外科にも行きましたが
リハビリの期限切れや体力的に通院継続が厳しくなり
当院に来ております。
O脚が強くなると
(立ってひざとひざの間に隙間が8指入るぐらい)
立っていることがツライという訴えが聞かれます。
変形性膝関節症でいう末期の変形性膝関節症と解釈してもいいかと思います。
以前にも、同様な方が来て同じことを言っていました。
このような方をみるとき、変形改善は困難で
痛みのコントロールを目標にしていきます。
まずは全身の柔軟性が大事です。
この方は腰や肩にも問題があり
仰向けが出来なかったり、よく足をつるなどの訴えが聞かれていました。
しかし3回の介入で、これらが改善しています。
ひざはダメージを負っていますが
他部位にも影響を起こします。
そのためO脚変形を治すことばかりに注目するのではなく
全身を治していくことが大事になります。
高度のO脚変形は立っているのがつらくなり
歯磨きや家事動作に影響を与えるのだと思われます。
このような方には立っているときに膝の間にボールを
入れてつぶす運動をお勧めしています。
これはO脚にならないようにするための運動にもなります。
ぜひ簡単なので試してみてください。
ひざだけ診ても答えは出ないことがいっぱいあります。
すべては新人時代にあります。
新人のころは、ある程度病名がわかれば
教科書の運動内容を実施していけばいいと考えていました。
しかし、教科書の内容ではほとんど効果を示さず
落ちこぼれの日々を過ごしていました。
本当に辛かった新人時代です。
しかし、大学病院では周りにいっぱいいい先輩がいました。
その方の治療をみて学ぶことがありました。
少しずつ、自分なりの理論が出来てきて
全身を評価し対応することが痛みの改善につながると結論がつきました。
五十肩の人をみていたころ、
肩の周りのマッサージを行い、
またアイロン体操(身体を前屈して手に重りをもってぶらぶらする体操)を
行いましたがまったく効果なく
悲惨でした。
しかし翌年からは下半身の柔軟性を取り入れると
あれだけ苦戦していた五十肩が
簡単に治ることを知りました。
これはほかの疾患でも同じです。
大腿骨頸部骨折後、手術をして退院まじかになると
反対のひざを痛める人が多くいました。
これは怪我した大腿骨ばかりに目を向けたせいで
怪我した足にしっかりと体重を乗せる練習をしてこなかったため、に起こったものです。
以前、ある回復期病院を退院した大腿骨頸部骨折の方を診ました。
この方は少し歩くと転倒の危険性があり、
近くで監視しないといけない状態でした。
介入し、全身評価と体重練習を取り入れることで
安定した歩行を獲得し、最終的には家族も安心して
一緒に買い物にいけるようになりました。
本当に全身を評価しないと問題は解決しないことが多いです。
ひざ関節痛で困っている人は多くいて、
そんな人をなんとかしたいと思い整体院を開業しています。
しかしひざの痛みで苦しんでいる方と関わっていると
誤った思考回路が形成され、
そこから抜け出せない方がいます。
過去に人工膝関節置換術後に床上動作はしてはいけないと
思っている80代女性がいました。
医師も説明をしていたと思いますが、
キズを負ったひざを床につくのは
怖いことは予想されます。
しかし手術し抜糸後、数か月経っていればほぼひざをつくことは
可能であると医師より聞いています。
(ひざ立ちで長時間保持はだめですが)
これを知らずに長期間の間床上動作をしていないと
いざ転倒などした際、床からの起き上がりが出来ず
介護方法を知らない家族は無理に起こそうとして
腰を痛めるという悪循環がなってしまいます。
この80代女性もそうでした。
また本人もこれ以上動かしてはいけない、
大切にしないといけないなど、
誤った情報が刷り込まれていました。
他にも、自分のひざを動かし痛みがでたら
それ以上無理な動作をしないで生活していくと
痛みのあるひざをかばいすぎて、
結局反対側を痛めるという悪循環にも陥っていきます。
Fear‐avoidance modelという概念があります。
これは痛みが生じた際、その痛みをどのようにとらえるかが
大きい分かれ道になるという考え方です。
例えば痛みがでました。
痛みの体験によって恐怖なく過ごしていくと
痛みに対峙し回復していきます。
しかし痛みの体験からマイナス思考に陥り、
さらに痛みの関連恐怖がでて、
過剰な安静や行動回避を起こします。
そこから不活動や抑うつ、日常生活動作の制限につながっていきます。
つまり負のループが形成されてしまいます。
私も今までこのような方と関わり
一から話しをしないといけないと感じることがありました。
まず痛みに対して問題ない、
やり方を変えれば痛みのコントロールにつながると説明します。
さきほど床上動作が出来なくなっていた方には
痛みなくできることを体感してもらいました。
まずは手で患部を圧迫して痛みがないこと
四つ這い動作でひざをついても痛みがないなど
痛みの段階を本人と共有しながら実施しました。
結果、徐々に出来るようになりました。
正直ひざの痛みはコントロールできると私は信じています。
ひざ痛でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
本日府中市から来られた50代男性です。
2回目の来院でしたが痛みは減少傾向ですが、
仕事柄、車の運転をしなければいけないのですが、
車に乗ると痛みが再発すると訴えがありました。
当初よりこの方の問題点はひざではなく、背骨と股関節でした。
ひざに関しては膝蓋下脂肪体もありますが
根本的は背骨と股関節です。
ただこのような方が多く当院に来院します。
それはひざに着目した対応しかされていないからです。
股関節の曲げの動きが悪いと
車に乗っている際、股関節が
だんだん外に開いていき(O脚のような状態)
長時間同じ姿勢をとっていることで
いざ立とうとする時にひざが不安定な状態で、
痛みを引き起こすと考えました。
また背骨が後弯した状態になっており
さらに悪化の要因になると思っています。
実際この方はあぐらをかくと痛みが出る。
運転中腰の後ろにタオルなどをいれると
楽であると言っていました。
この方には座面に少し厚みのある硬めのクッションを
入れることを勧めました。
これをすることで股関節を曲げが楽になるからです。
しかしこれは環境における対応です。
根本の原因は背骨、股関節です。
これには柔軟性を回復させるが一番です。
つまり背骨の回旋運動や股関節周囲のストレッチです。
実際介入し背骨、股関節の柔軟性を改善させ
膝蓋下脂肪体のマッサージを行うと
ひざの痛みで一番痛みがとりづらい階段降りでも
痛みがないに等しい状態になりました。
当院はひざ痛専門ですが、
注意深く診ているのは背骨や股関節、足首などです。
整形外科に行き痛みが一向に改善しない方など
痛みにフォーカスするのは分かりますが
背骨や股関節、足関節をみて痛みがないか、
また関節が硬くないか知ることが大事です。
このような方は背骨や股関節のストレッチを実施してみてください。
Youtubeで動画を多く上げていますのでそちらもみてください。
Youtubeで動画を作成しています。
今回のタイトルは「ひざ痛を治すために考えること10選」というテーマにしました。
このなかでご自身のひざ痛を調べて理解しましょうと話しています。
最近当院に来られる方で変形性膝関節症の診断を受けている方が多いですが
なぜこのようになってしまったのか知らない方が多いです。
単純に変形性膝関節症=痛みととられています。
これは医療者側の説明が足らないことを痛感します。
しかし以前私も医療者で限られた時間のなかで説明することの難しさを知っています。
また当院を来院される方でで医師より受けた説明が
こちらが聞いていてもわからない方がいます。
たぶんこの症状だろうと理解して対応しますが
やはり本人、家族がしっかり理解しないと
どんないい治療も効果を生み出しません。
国際関節症学会での変形性膝関節症に対する治療戦略は
以前からも伝えている通り運動とダイエットです。
運動しないのにひざはよくなりません。
最近はわかりやすくしたひざ関節痛の本が多く出版されています。
そのためそのような本を買って読むことも大事です。
私も開業し、どのように立ち上げていくのかわからないときに
ある方から目標のない地図では目的に地にはたどり着けないと言われました。
まずは自分がどのようになりたいのか、またなぜこの病気になったのか
知ることが大事になります。
変形性膝関節症はひざの変形に間違いありませんが、
痛みの原因についてはいろいろなものがあります。
まずはそれらをしっかり理解することが大事です。
またそれを理解することが難しいときには私のような専門職種に聞いて
教えてもらうのもひとつと思います。
有名な膝関節痛の専門医が書いた本の中に
運動で痛みは9割はよくなると書いてありました。
ひざの痛みに苦しむよりまずは痛みの原因を理解し知って
それに立ち向かっていきましょう!
昨日府中市から来られた方50代男性の方です。
股関節の可動性がひざの痛みの原因かもしれないと伝えると
「股関節は硬いんだよね~」って言われました。
実際硬さが著明でひざの痛みの問題と思われました。
しかし私が特に動かして問題と思うのは
関節の動きやつまり感です
つまり感は特に最終可動域においてひっかりのような症状です。
これが介入するなかで脊柱や腰椎の動きを促すと
このつまり感が減少するのです。
そのため股関節のつまり感をみるなかで
脊柱との関係を評価しています。
股関節の柔軟性はとても重要になります。
以前テレビCMでイチロー選手が四股を踏みながら
身体を捻る動作を実施していました。
これは腰痛予防にもなり股関節の可動域改善に有効です。
みなさんも仕事の合間に実施していただけるとひざ痛予防にも
効果的です。
試してみてください。
肩の痛みと思っても実は原因は首?さらに?
令和3年1月6日50代女性でひざとかかとの痛みがあり、
好きなテニスを元気にしたいということで
当院に通院されている方がいます。
痛みは以前に比べ落ち着き、
現在は朝のこわばりが若干残存しているのみでした。
またテニスも不安なくできるという話が聞かれていましたが
積極的に行ったことで肩の痛みが出現していました。
肩の痛みと聞くと、
すぐに肩関節周辺を問題にすると思いますが
この方は可動域上大きい問題がなく、
頸椎をみると首の回旋で痛みがみられました。
実は肩の痛みの原因が首のことがあります。
そのためまずは脊柱の評価を行い徒手的に対応し
首痛の軽減がみられました。
しかし肩においては最終可動域において痛みが残存しており
棘上筋という筋肉でした。
そこは直接筋膜リリースを使いました。
しかしそこからさらに分析していくと
テニスのサーブをしっかり行うようになり
左おしりに負荷がかかったことが要因と思われ
さらにお尻の周辺をストレッチして終了になりました。
首の痛みは消失し、
肩の最終可動域のみ痛みの経度残存していました。
みなさん肩の痛みと言っても原因は首であったり、
さらに下半身の影響を受けている方が多いです。
痛みのある場所以外に原因はあります。
私の施術はつながりを考えながら対応しています。
少し難しい内容だったらコメントください。
脊柱管狭窄症って聞いたことありますか?
60代に20人に一人、
70代になると10人に一人の割合で発症すると言われています
また国内では350万人いると言われています
脊柱管狭窄症は加齢などの変化によって
脊柱管が狭くなることによって
神経や血管を圧迫することで痛みや
神経麻痺などを起こす病気です。
神経麻痺などが出る方であれば
手術の選択肢はあると思いますが
単に坐骨神経痛のような痛みだけでは
手術の選択肢を選ぶのは早い過ぎると思います。
これは腰痛の専門医である福島県立医科大学の菊池臣一先生も
NHKでしゃべっており、
脊柱管狭窄症の画像診断と痛みは一致しないことがあるため
痛みの詳細の評価が必要とも言われています。
ひざ痛専門でありながら、
なぜ脊柱管狭窄症についてなぜ話しているかというと
当院に来られる方で
この症状を持っている方が多いからです。
しかし私は当院では画像診断はできませんが
手で身体の状態をみていくと、
この症状がある方と一致することがあります。
それは脊柱の柔軟性です。
特に腰のあたりの可動性低下が顕著な方は
この診断を受けている方が多いからです。
腰の骨は回旋の動きは少なく、
曲げる伸ばすと側方に曲げる(側屈)の動きが中心です。
その際腰の伸ばす動き(前傾)が出ない方が多いです。
これは私の介入時の印象なので間違いかもしれませんが
16年の経験で感じたことです。
そのためこのような方には
少し硬めのバスタオルをポール上にして
仰向けで腰の下に入れて腰の曲げ伸ばし運動を行ってもらいます。
それを行うと股関節の動きが良くなることがあります。
話しが股関節へ行ってわかりづらいかもしれませんが
腰椎と股関節の関係があるため
私はこのように効果判定を行っています。
腰痛で病院へ行き、
この診断を受けたり、
以前診断をつけてもらい、
最近ひざが痛い方など
このような運動を行うことで
痛みの改善に効果があるかもしれません。
ぜひ実施してみてください。
またご不明な点があればご連絡ください。
身体には変な緊張というものがあります。
変形性膝関節症に対して筋力強化はとても効果が高い方法です。
それに対してストレッチは若干効果が薄いと言われています。
しかし個人的な見解ではストレッチは効果的です。
わたしも当院に来られた方に対して約5割はストレッチを行います。
なぜかというと身体のバランス(ゆがみ)が悪くなっているのを修正できるからです。
当院は根本から身体を改善させることを目標にしています。
先月より再生医療を行い、また専属のトレーナーをつけてダイエットを行っている方が
府中市より来られています。
その方は外側半月板を幼少期に切除しています。
数年前にケガをしてひざの不安感が著明でした。
再生医療を行い、専属トレーナーもついてひざを治そうと努力されています。
本当にすばらしいです。
しかしこれだけ実施して介入後当院にきて可動域制限がひざにはありましたが
介入後可動域の拡大がみられました。
またひざの伸びの制限も徐々に改善傾向になっています。
つまり身体のバランスを修正しないで筋力強化だけやっても
いずれまたどこかを痛める可能性があります。
みなさんもぜひストレッチを実施して痛みの改善を図ってください。
どんな運動がいいか知りたい方はホームページに載せているので見てください。
身体には変な緊張というものがあります。
これは私が当院に来られる方に説明する際に使う用語です。
専門的にはスパズムという表現が正しいです。
私は関節の動きをよくするアプローチを使います。
これは関節の動きがなくなると他部位などに影響を及ぼします。
例えばふくらはぎをつかみ、痛みがあるかをみます。
次に仙腸関節へのアプローチを行い
その痛みがなくなるかをみます。
これが変な緊張です。
しかし関節アプローチだけでは痛みが取れない方は
水分をとってもらいます。
これは脱水も一つの要因になっている可能性があるからです。
これらの準備を行い、
身体のゆがみをとっていくと
「身体が軽くなる」、「ひざの痛みがとれた」などの
コメントをいただけます。
ほとんどの方がこのような変な緊張をもって
痛みを引き起こしていることがあります。
みなさんもストレッチなどを行い
日々の管理を行ってください。
ひざが伸びなくなるって本当に怖いことなんです。
ひざ痛の方は多く診ていますが
わたしが「大変だな」と思うのは
ひざが伸びなくなっていることです。
単純に変形だからではなく
さらに腰や股関節にも影響を与え
また足のツリを引き起こすなどの
要因にもつながります。
本来ひざのお皿はひざが伸びていると
島のように浮いています。
しかしひざが曲がっているとお皿と大腿骨がぶつかって
お皿の裏で変形を引き起こします。
また横から身体をみたとき、
ひざを曲げていることで身体も
バランスをとるため背骨を曲げてきます。
こうなるとさらにひざはO脚に進みます。
(ひざ内側痛につながります)
さらにこの状態で歩行(活動)をすると
ふくらはぎには疲労が蓄積し
夜間足をつりやすい状態になります。
少し難しい話でしたがひざが
伸びなくなっていると感じる方は
改善できるようにストレッチや
筋力強化を行ってください。
整体師になってもうすぐ一年が経ちます。
その間に色々な方を診させていただき
知らなかった現実を知りました。
病院、クリニックでは良くならないと思って来院される方や
そもそも良くならないと思って
来院される方などがいたからです。
正直理学療法士として寂しい現実です。
確かにひざ関節の専門医でさえ、
現在の医療保険制度には限界があり、
一人一人にあったオーダーメイドの
リハビリは難しいと言って
自分で治す力を身につけないと治せないと言っています。
先日30代男性で、中高生のころ半月板損傷を手術し、
その後変形性膝関節症が悪化し、
手術も視野に入れたほうがいいという
男性が来院されました。
介入を3回実施し、
痛みの緩和、仕事での疲れが減ったなど
変化が現れています。
今後は好きであったバスケットボールが
できるようLINEを使って
アドバイスを送っています。
しかしこれは個人事業主だからできる強さです。
病院、クリニック施設ではやはり足並みを
そろえないといけないこと
個を強調できないなど難しさを感じてきました。
今後も病院、クリニックではできないことを実施して
ひざ痛でお困りの方をしっかりフォローしていきたいと思います。
変形性膝関節症における国際的に認められている効果とされる対応は
ダイエットと運動です。
しかしダイエットと聞くとやはり運動が一番と思いますが、
ひざに痛みを抱えている方が
運動を出来るということは難しいように思えます。
そうなると食事制限に走りますよね。
しかし無理なダイエットとして絶食があります。
これは基礎代謝量を減らしてさらに筋肉量も減らすため
真逆の効果を生み出し、さらにリバウンドに
陥る可能性もあります。
私は16年、多くの疾患を見てきて思うのは
痛みなく運動をすることです。
痛みがあれば、いくら筋力が本来備わっていても
発揮することは出来ません。
まずは痛みをとるためストレッチを行い、
身体のバランスを整えて
筋力強化をすることをお勧めします。
無理なダイエットはさらに痛みを引き起こす可能性があること
認識したほうがいいと思います。
この意見にご質問などあれば気楽にご連絡ください。
ひざ痛が起こり、炎症が強いときに絶対に
気をつけなければいけないことがあります。
それは運動です。
専門医の先生でも必ずしも運動がいいと
言っている訳ではありません。
ではどうしてかというと炎症が強い時期に運動などで
負荷をかけると痛めている組織がさらに破壊し続けて
軟骨のすり減りが起こすからです(つまり変形が進みます)。
そのためそのような状態のときにどうすればいいかというと
一つは体重をかけないようにすることです。
杖を使用することやキャリーバックなども有効かと思います。
確かにビジネスをするサラリーマンや主婦にとって
杖を突くのは見た目上よくないかもしれませんが
関節破壊が進み変形して
O脚が悪化することのほうが問題と思います。
つぎにどのようなときに使用するか説明すると
ひざ関節周囲に熱があり、
またむくみではなく赤みをおびて腫れている状態
少し動かしただけで激痛が走るなどです。
しかし素人判断は一番怖いです。
まずはお近くの整形外科病院に行き痛みの原因を聞き、
それほど問題がないようなら
近くにあるしっかり時間をとってみてもらえる
整骨院や整体院をおすすめです。
ひざ痛をお持ちの方で、
早朝に足をつり(こむら返り)やすい方が多いです。
これはなぜかというと、
ひざに痛みをお持ちの方は、
ひざをかばって歩いています。
その結果足首を硬くして歩くため
ふくらはぎが攣り(つり)やすい状態になります。
またひざ痛を起こす方は40代以降の人が多く、
脱水傾向にもなっています。
そのため普通より攣り(つり)やすい条件が
重なってしまいます。
ちなみに脱水を起こす原因の一つが水分不足です。
では足が攣(つ)ったときは、
まずは焦らずに水分補給を行ってください。
次に転ばないようにして立って
攣っている側の足に体重をかけてくれれば結構です。
そしてアキレス腱のストレッチをすれば
痛みの改善になります。
また日々水分補給とアキレス腱のストレッチを
実施することをおすすめします。
しかし人によって攣る場所が
下腿の前面や外側、
大腿の内側などもあります。
その場合は今回お伝えしたストレッチでは
対応出来ないのでご質問いただければ幸いです。
変形性による膝関節痛は治りますか?と聞かれることがあります。
これに対して私の意見は治りませんと答えます。
しかしも一つ付け加えるなら、変形性のひざ痛に対して
痛みは改善する可能性があるとも答えます。
それは16年現場で介入し、
変形性によるひざ痛が改善するケースを経験してきたからです。
しかしこれらの方全員、レントゲン画像が変わったかは、
たぶん変わっていません!
変形を治したいなら、
やはり整形外科医が行う手術しかないと思います。
しかし私を含め、真剣にひざ痛と向き合っているセラピストは
痛みを改善させることが可能と考えています。
変形性によるひざ痛といっても、原因はほかにあることが多く、
鵞足炎、
伏在神経のよる痛み、
膝蓋下脂肪体炎など
変形からくる痛みではなくほかの要因があります。
思考を変えて治らないではなく、
治せると思って運動を行えば痛みの改善は可能です。
ぜひ諦めず運動を実施していきましょう。
また今回のことで不明な点があれば気軽にコメントをください。
当院に来られている方で背骨の問題を抱えている方が多いです。
ひざと背骨、まったく関係ないと思いますよね?
しかし以外に関係があって、かなりひざにダメージを与えています。
よく整形外科クリニックや整骨院に行っても
よくならないと嘆いて当院に来られます。
介入すると問題点がひざではなく、背骨にあって
ひざだけで見ていては問題解決しないと考えさせられます。
腰が丸くなると(腰椎後弯)は股関節にも影響を与え、
また猫背になればひざの曲げの原因にもなります。
しかしひざが痛いと言ってきたら、誰だってひざをみます。
もしかしたらわたしが変なのかもしれません。
ただ見ていくと背骨に問題があるのです。
10年前病院で勤務しているときに
慢性腰痛で苦しんでいる80代男性が入院してきました。
介入するとなぜかひざが気になりました。
身体をさわるとやはり違和感があり、詳しく既往歴を聞くと
ひざのお皿(膝蓋骨)の骨折がありました。
このように以外に以前の外傷や病気がのちに
痛みの原因になることがあります。
みなさんもひざの痛みで困っているかもしれませんが
実は問題はほかにあるかもしれません。
見える問題に目を向けず、すこし違う角度でみることも
ひざの痛みの軽減につながります。
この説明で分かりづらければ気軽にコメントください。
昨日当院に来られている方の家族よりひざの痛みが
本日は強いという報告がありました。
2日前に来院し、帰りはいつもと違うわ!
と言って帰った方でした。
それが急に月曜日、ひざの調子が悪いと連絡がありました。
このようなときに考えるのは急激な炎症症状なのか、
それとも他に原因があるのか私は考えます。
私は理学療法士であり、医師ではないので
診断についてはつけることは出来ません。
しかし訪問リハビリを経験していたころ、
ある程度のことはその場で判断を要求されることが多く、
医師への受診が必要かないかはおおよそ検討がつきます。
いままで経験上、炎症が起こっているときの生体反応としては、
腫脹(腫れ)、熱感、内出血などがあり、
また打撲などの明確な受傷などがあった場合
病院への受診を促してきました。
訪問リハビリでの経験で
このようなケースで類似したことは、
足の攣り(つり=こむら返り)でした。
60代以降になると多くの方は気づかず
脱水になっていることが多く、
足の攣っているのをひざの痛みと
勘違いされている方が多くいました。
先日来た際、足の攣りをその息子さまから指摘されており、
おそらく熱感や腫脹がなければ
足の攣りが原因ではないかと考えました。
このような足の攣りに対しては、
ストレッチや水分補給が一般的です。
しかし攣りが起こるのは、ふくらはぎが多いですが
経験上それだけでないので
攣っている部位が下腿の前面であったりすると
ストレッチ法が異なります。
まとめるとまずは突然起こったひざ痛について
熱感や腫脹、内出血があるかをみて
その症状が一致すれば冷やした後、
整形外科へ行き、診断をあおぐことをお勧めします。
次になければ足の攣りではないかとみて
水分補給とストレッチを実施してください。
最近当院に来られている方で
伏在神経(ふくざいしんけい)の痛みで
来院される方が多いです。
膝の痛みというと軟骨がすり減って痛いと
思う方が多いですが
腰の影響でもひざに痛みが出ることがあります。
それが伏在神経の痛みです。
当院では膝の専門でありながら
背骨の評価を行い、介入して痛みの変化をみています。
中には膝はほとんど触らず、
背骨を動かし膝の痛みの軽減をされる方がいます。
伏在神経は、大腿の内側を通る神経です。
そのためひざより下内側の感覚を支配しており、
ひざの下内側の痛みを感じることがあります。
これが何らかの影響で大腿の内側にある筋肉に変な緊張を作り
この痛みを引き起こしています。
そのため当院では座って足を開いて
股関節内側を伸ばすことも行い、
さらに身体を捻ることで
腰の柔軟性を促す運動をお伝えしています。
またこの痛みは整形外科へ行ってヒアルロン酸注射を行っても
効かないのが特徴です。
膝の痛みがあると骨のすり減りと思い、
サプリメントを飲まれるより
背骨を中心とした運動(ストレッチなど)を行う
痛みの改善につながります。
ぜひ運動行ってください。
本日当院に来られた2名の男性の方についてお話します。
二人とも管理職の方でデスクワークが中心です。
膝の痛みがあることで来院されています。
二人とも二回目の来院で痛みのコントロールがつき完全ではないですが
前回より痛みは軽減していました。
このお二人に共通しているのは背骨の柔軟性低下でした。
背骨はそもそも衝撃吸収作用があると教科書にも書かれています。
背骨は頚椎、胸椎、腰椎、仙椎があります。
これが硬くなると四肢にその影響を出します。
当院は膝痛専門整体院を謳っていますが、
実は背骨の介入が大事と考えています。
背骨が硬くなると股関節に影響を出し、
また股関節に影響を出すと膝にも影響を及ぼします。
膝の痛みの強い方はぜひ、
背骨の可動域をお意識した運動を実施してください。
先日当院に来られた方がある新聞の切り抜き広告をもってきて、
これは私の症状かと聞かれました。
それは膝蓋下脂肪体お(しつがいかしぼうたい)の痛みの記事でした。
整形外科クリニックで働いていてこの痛みについては聞かれたことはなく、
随分前からこの話しは有名ですが、
整形外科で説明されることはない印象がああります。
ただ嬉しいのは患者さんがこのように自分の痛みを
理解してくれるようになっていることです。
まずは自分がなんで痛いのか知ることが大事に思います。
少し脱線しましたが、膝蓋下脂肪体についてご説明します。
膝のお皿の下側に脂肪組織があり、
これが炎症や水が貯まるとこの組織が固くなり、
痛みを感知しやすくなるということなんです。
固くなると膝の音の原因にもなるのでみなさんも注意してください。
これは変形性膝関節症の結果なるのですが、
変形による痛みではないので対応の仕方で痛みはとれるので
心配しないでください。
ひざ痛は、ひざだけが悪いのではないんです!
令和3年10月29日現在当院に来られている60代男性なんですが、
左半月板損傷を起こし、
両膝の内側に痛みを訴えています。
しかしこの方右股関節を曲げていくとつまりがあり、
また背骨の柔軟性低下が著明です。
理学療法士の業界で運動連鎖という言葉があります。
聞き慣れない言葉と思いますが
簡単に説明すると背骨の動きが悪くなると、
股関節や足など他部位に影響を及ぼすという考え方です。
膝関節痛専門整体院と名乗っていますが、
実は当院は全身評価を行うのが特徴です。
それはさきほど言ったとおり、
腰や股関節が膝に影響を及ぼすからです。
この60代男性の方も膝が問題ではなく
背骨や股関節が問題なので、
これらに対して対応しています。
みなさんも膝の痛みでツライ思いをされていると思いますが、
全身の柔軟性を促すと痛みがとれやすいことがあります。
ぜひ、ひざのみにとらわれず全身を意識した
ストレッチなど実施してみてください。
ひざが痛く、整形外科へ行くと
ヒアルロン酸注射を行いますよね?
しかし痛みが一向にひかず、
これでいいのかと悩む方が多いようです。
また劇的に治ったという方も聞きます。
ヒアルロン酸は膝関節内を覆っている膜(関節包)があり、
そのなかにある液体で潤滑油の役割をしている
(滑液)成分と同じようにできています。
そのため関節内の滑りを補うことで
痛みが緩和される方がいます。
しかし関節内が原因で起こった痛みについては
ヒアルロン酸注射で対応可能ですが
膝周囲の痛みにはいろいろ原因があります。
例えば、膝のお皿下辺りにある脂肪組織(膝蓋下脂肪体炎)が硬くなり
痛みを感知しやすかったり、
膝のお皿内側下端に痛みを起こす鵞足炎、伏在神経の痛みなど
関節内以外での要因でも痛みを引き起こします。
そのためヒアルロン酸注射をしても効果がない方は、
もしかしたらこれらのことが
原因になっているかもしれません。
しかしこれらについては運動方法などで改善出来るので、
痛みが続いてもあまり落ち込まず運動などが大事になります。
もしお困りの方はご相談ください。
膝のお皿のことを専門用語で膝蓋骨といいます。
この膝蓋骨なんですが、リラックスし膝を伸ばした状態ですと大腿骨の上にお皿が浮いているような
状態で自由自在に動きます。
これが動きが悪くなると膝の痛みを引き起こします。
変形性膝関節症と聞くと、皆さん膝を前からみて内側の隙間が減った状態を
イメージするかもしれません。
しかし膝を曲げて歩く癖や、曲げた状態から伸びないと大腿骨と膝のお皿で接触が強くなり、
膝蓋大腿関節症という変形性膝関節症になります。
ですから皆様膝を曲げて歩くことは良くないことなので覚えておいてください。
変形性膝関節症に対して専門の学会があります。
それは国際関節症学会(OARSI)です。
形性膝関節症に対する考え方は
薬を使用しないで、補助的に行うことが推奨されています。
では一番なにが大事かというと
理学療法士が行う運動療法や軽い運動、
ダイエット(減量療法)、サポーター、足底板、温めなど
薬を用いないで行う方法が中心です。
それでも痛みがヒドいときは薬を用いて対応するということです。
特に軽い運動やダイエットが重要になります。
しかしダイエットは方法を間違えると筋肉量を減らしたり、
また基礎代謝を下げてリバウンドさせてしまうことがあります。
運動もしかりです。
いきなりジョギングを行っても負荷が強すぎて悪化する恐れもあります。
的確に専門家にアドバイスを受けることが大事と思います。
しかしいまはSNSなど多くの媒体で
情報がいっぱいあるのでそこを参考にしながら行うことも大事です。
テレビCMで階段を降りてくる人が膝を抱えて痛がっているシーンをよく見ますが、
グルコサミンなどのサプリメントの効果なんですが、
答えから言うと効果について無いと言われています。
これは口から摂ったものが胃の中で分解し、それが膝の軟骨に届くことは
考えられないからです。
実際いままで関わってきた方で良くなったと言った方はいませんでした。
ここからは個人的な見解ですが、サプリメントの中には身体を良くする成分もあるため
信じながら運動をしていくことが大事になります。
まずは試して運動をすることが大事になります。
20005年、東京大学医学部研究グループが
行った調査(50代以上)によると、
日本における変形性膝関節症の推移は
年々上昇しており、
推定患者数は2400万人、
現在3000万人にのぼると推定されています。
また男女比でも女性が圧倒的に多いです。
変形性膝関節症は進行性疾患であるため
これを防ぐには一番が運動とダイエット(減量療法)と言われています。
不思議なのが変形性膝関節症で
整形外科へ行って行う
ヒアルロン酸注射や湿布、電気治療が
防ぐ目的では優先治療のあとになっているところです。
いま変形性膝関節症でお悩みの方は
ぜひ運動方法など調べるのが最適です。
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変形性膝関節症の痛みって変形したからと思っている方が多いですが、実は違うんです。
そもそも変形が起こるのは、関節周囲に炎症が起こり、また水が溜まったことなんです。
しかし最初に痛みを感じる原因はなにかというと関節周囲にある軟骨がすり減り、
そのすり減った破片が、膝周囲を覆っている膜(滑膜ひだ)を刺激し
それが炎症を起こし痛みを起こすのです。
しかしなぜ、関節の一箇所に負担がかかるというと身体のバランスが悪くなっていたり、
以前怪我したことで関節周囲のバランスがおかしくなっているなどが原因なんです。
そのためバランスを改善させることが変形性膝関節予防になります。
先日当院に来られた方がある新聞の切り抜き広告をもってきて、
これは私の症状かと聞かれました。
それは膝蓋下脂肪体お(しつがいかしぼうたい)の痛みの記事でした。
整形外科クリニックで働いていてこの痛みについては聞かれたことはなく、
随分前からこの話しは有名ですが、
整形外科で説明されることはない印象がああります。
ただ嬉しいのは患者さんがこのように自分の痛みを
理解してくれるようになっていることです。
まずは自分がなんで痛いのか知ることが大事に思います。
少し脱線しましたが、膝蓋下脂肪体についてご説明します。
膝のお皿の下側に脂肪組織があり、
これが炎症や水が貯まるとこの組織が固くなり、
痛みを感知しやすくなるということなんです。
固くなると膝の音の原因にもなるのでみなさんも注意してください。
これは変形性膝関節症の結果なるのですが、
変形による痛みではないので対応の仕方で痛みはとれるので
心配しないでください。
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